12日の夜、
上の姉家族が6人、その長男夫婦2人、
下の姉家族が7人、
その次男家族が4人。
私たち夫婦、
総勢21人。
ご馳走が並んで、
生ビール🍺も。
それぞれに
飲み物を手に乾杯~
ゴクゴクっ❗
飲んだと同時に
スマホの電話が鳴ったんです。
見ると
ジーコ(父)が入居している
グループホームから。
「え⁉️ジーコに何かあったの😨」
おそるおそる電話に出たら
ジーコが帰宅願望が強く、
話しても納得しなくて、
そうしたら、
また
窓から脱出しようとしたんですって。
ジーコと話してもらえませんか?
ということでした。
わたしは咄嗟に
「10分待ってくれますか?
電話をかけ直します。」と言って
切りました。
みんなの様子を見計らって、
ジーコの話をして、
みんな集まっているし、
家に連れてこようか、
どうしようかと
姉妹夫婦で話し合い。
ところが、私たち3姉妹も夫たちも
ビールを飲んでしまった😨
お酒を受け付けない体の
上の姉の旦那さんに
車の運転をお願いして、
家に連れて来ることになりました。
夕方6時頃のことでした。
わたしは
『家に連れて来ても
グループホームに帰すときに
ジーコに「帰らない❗」とごねられたら、
その時にどうしたら良いのか、
わからない。
泊めない方が
いいんじゃないか?』
と姉たちに話したら、
『ホームに帰るとき、
わたしたちまたみんなで送るから心配しなくていいよ。』
と上の姉に言われて
頷きました。
グループホームに連絡を入れて
家に泊まらせる許可をもらい、
迎えに行きました。
3姉妹の顔を見た
ジーコは満面の笑顔
になりました。
『わたしたちのことわかる?』と姉が聞くと
姉たちの名前をひとりひとり呼びました。
わたしは
姉の後ろでうつむいてました。
車に乗る少しの距離も
ジーコは支えてあげないと不安定でした。
家に着いて、
大勢集まっていたので、
『どうしてみんないるのか?』と
ジーコは驚いていました。
お調子者の下の姉が
『みんなジーコに会いに来たんだよ』と言いました。
ジーコに聞くと
お盆だから家が恋しくなって帰りたくなったのではありませんでした。
お盆だということをわかっていなかったのです。
ひとりひとり、
誰なのか紹介しても、
ほとんどわかりません。
91才だし
久々に会うし
仕方ないか。
みんなで記念撮影して、
はるばる来てくれた
甥っ子のお嫁さんも紹介して
3人でまた写真を撮って、
孫、ひ孫を集めて撮ったりしました。
ジーコは上機嫌です。
連れて来て良かったと思いました。
ジーコの部屋のベッドに布団を敷いてタオルケットなど用意して、
9時には寝かせました。
ビール🍺も飲んだけれど
朝まで起きることなくぐっすり眠ったようです。
翌日は夕方5時に送って行くことになり、
ジーコに
下の姉が『🍎畑を見せに行くよ。見たいでしょ?』と誘って
車に乗せました。
車越しに畑を見せて、
『たくさん実っているでしょう?
良く育っているよ。』と
下の姉が声をかけました。
ジーコは自分の畑の場所がわからないと言いました。
その後は
12分でグループホームに着いたんです。
「あ、ここはわたしがいつも居る場所だな。」とジーコは言ったんです。
車から降りて
姉2人に支えられて、
玄関まで行きました。
ピンポンを押して、
職員さんが開けるや否や中に入ってしまいました。
姉が「ちょっと、じーさん!」と
呼び止めました。
「また、来るからね❗」と
声をかけました。
職員さんが出迎えてくれました。
窓から出ようとしてお騒がせしたことを更にお詫びして
わたしはサッと帰ろうとしたのですが、(ジーコの気が変わってまた帰ると言い出すんじゃないかと怖くて。)
お調子者でお喋りな下の姉が
更に職員さんと話そうとします。
そんなに話したかったら、
今まで電話する機会があったでしょ。と、イラっとしました。
車の中で
ジーコがすんなりホームに戻って行ったこと
驚いたねー。
自分はホームに居るべきだと思っているのか、
月に一度の通院でホームに帰ることが単なる習慣になっているのか、
どうなんだろうねー。と
姉夫婦と話しながら帰りました。
ほとんど寝室で
寝て過ごしました。
上の姉の孫たちや長男夫婦と
別れの挨拶もさせないで
連れ出しました。
心が痛みました。
グループホームからの
突然の電話に驚きましたが、
結果的には
わたしにとっても
姉たちにしても
ジーコにも
家に帰れたこと良かったと
大勢で宴会出来たこと
良かったと思いました。
感無量です。
良いお盆でした😊

みんな
ぺったんこだよ😆
左側、
枕が6個、枕カバー8枚、
バスタオル2枚入り~😲