83才のパワーに脱帽 | 『のびしろ』しかない~♪☆生きるは修業☆

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認知症の父、2023.12月にホーム入所。
夫とわんこのこと。
多発性筋炎のこと
オストメイトの
わたしの
日々の心を綴ります。




前回の記事で

お悔やみ欄におばさんの名前を載せないなんて、、、

ということを書いたのだけれど、

一晩寝たら

考えが変わって

姉夫婦も考えた末に

そうすることに決めたのだろう。

簡単じゃなかったはず。

と思えてきました。



毎年、

農業高校の生徒さんが栽培しているプチプヨ(ミニトマト)の苗を

姉の分も買ってあげているのですが、

今年もその時期になりました。



なんでだろう?

いつもなんでもお願いされる前に

先回りしてしまうわたしの性格。。。

~して欲しいと頼まれる前に

~しようか?と言ってしまう。

姉は

正直、必要ないときでも

声をかけられると

せっかく言ってくれてるのに

断れない、ていうところがあり。。。

わたしは

あれ?余計なことだったかな?

って、思うことがしばしば。

今回も姉から頼まれていないし、

知らんぷりしようかなって

思ったけれど

毎年のことなのに

声をかけないなんて、

やっぱり出来なくて。

LINEで

プチプヨの販売会あるよ。

いる?

って送ったら、

教えてくれてありがとう!

7本お願い。

ホームセンターとか他の店も見たけど、売ってないの。

って。

声をかけて良かったです。

だけど、家に持って行くか?

取りに来てもらうか?

また、

どうでもいいことに

心がとらわれてます。



やっぱり、まだ、

顔はあわせたくない。んだよねー。



今日は

83才で人形作家をしていらっしゃる

方の講演を聴きました。


冒頭で

わたしの人生を語る上で

隠しておけないことなので。

と、おっしゃって、

5,6才の時、母親が

袋にいっぱいのお菓子を見せて

これを食べ終わったら死ぬよ。

と言って、

踏切の側に立ったそうです。

それは一度や二度ではなかった。

幼いながらも、

わたしは大きくなったら、したいことがたくさんある。

行ってみたいところも、食べてみたいものも、いっぱ~い!

と話して、

何度も思い止まらせた。


はっきりとはおっしゃらなかったけれど、

母親はそれからどのくらいの月日を経たか、、、

結局は、、

自死したらしいです。

他にも身内で命を絶ったかたが何人か。。。

そういう経験が

現在の彼女を作り上げたのか。

83才にはとても見えない

ハツラツとして

声も素晴らしくハリがあって

赤のジャケットが良くお似合いになっていました。

わたしは負けない。

悲しみを乗り越えて

笑って生きるんだ。

叫ぶ声が聞こえてきそうな

講演でした。

涙も鼻水も止まらなくて

困りました。

マスクに助けられたな。