今月の読書
引き続き尾形光琳・乾山兄弟関係
先月読んだ『雁金屋草紙』より
『光琳ひと紋様』方が面白かった。
乾山は栃木県にも縁があり
これは資料本かな。
『烏に単衣は似合わない』の作者らしいラストに「おっ!そうきたか?!」って感じです。
『みつば百貨店おりおり便り』を読んだら、
子どものときに読んだ『あしながおじさん』を読み返したくなりました。
50年ぶりに読んだら
「孤児が才能を認められ援助を受けて成長し、結ばれるハッピーエンド」
なんて単純な話じゃない。
おじさんの正体をわかって読んでいるからかもしれないけど、
純粋な善意での匿名の援助者のはずが
正体を隠して行く先々に現れる(手紙で行動把握しているものね)
嫉妬からの援助による支配に及んでは
「おいおい、おじさん
」って突っ込みを入れたくなった。
でも、ジュディは成長し納得できない指示には、しっかり言い返す。
「堅忍不抜、永久不変の決意をもって」谷川俊太郎さん訳![]()
この二人なら言いたいことを言い合える対等の夫婦になれるって
こんなこと小学生の時には思わない。
『雪華邸美術館の魔女』
アンティークジュエリー好きには面白い。一気読み
『まろ丸伊勢参り』
今なら電車で半日で着く伊勢も
江戸時代は徒歩で、峠越え、川渡りと
子ども・子犬連れには超難儀な旅。
道中で起きる事件の数々
宿場の名物、名所
楽しく読みました。
私も海外では「お金で買える安全は買う」と心がけているけれど
「金で時が買えるなら迷ってはいけない。
使うべき金を、もったいないと言い出す者は、金持ちにはなれんよ。
銭に振り回されて、行いを決めてはいけない」って
大阪の大店のおかみさんはスケールが違う。
「腰が引けてばかりでは、望む明日は掴めない」
成功者の言は重みがある。
登場人物全ての未来に幸あれ!と
読後感さわやか。




