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我がスタジオが、12月に行った「くるみ割り人形」。



前にも書いたように、今回は、平日の昼間に、

遠足の小学生を観客に迎えて、「観客の95%が子供」、、という中での公演を行い、、



なかなか面白い経験となった。 (参考記事 →「学童たちの反応(1)」)


$男子ダンサー x 2



さて、当日、カーテンが開き、すぐにやってくる自分の出番を待ちながら、、

  (あ、私も、第一幕でエキストラ役で出ましたので、、汗)



同じように、袖口で出番を待つ共演者に、

「どんな反応の舞台になるんだろうね」、、と耳打ちしていた。




クララの家に招待されている、

私たち、パーティのゲスト役が、舞台に上がる出番がやってきて、

「あら、豪華なパーティに参加できて楽しいわ、、」

、、という演技でステージに上がった。


 (↑ って、偉そうに書いてますが、そんないい演技できてましぇんが。笑)






ステージに上がって、すぐに気がついたことが。。。


あ、、、なんだか、いつもよりリラックスして演技が出来ている自分がいる。


「今日よりも、週末の本公演で、このようにリラックスして演技できてたらよかったのに、、」




そんな風に思った。


━─━─━─━─━─


うちの「くるみ割り人形」では、

クララの父ちゃんが、軍事人という設定で、



このクララの父ちゃんの部下である、軍事「研修生」という役の、ティーン男子が、

4~5人、このパーティに招待されてやってくる。




うちのスタジオでバレエをやっている男子は、うちの長男タロー1人なので、

この、4~5人のティーン男子の役は、

ヒップホップ、または、ミュージカルのクラスから引き抜いて、出演させている。



これが、また、この男子たちにとってはいい経験だったりして、、

この「くるみ割り」がキッカケで、ダンスをもっと勉強したくなり、


ジャズダンス、モダンダンス、キャラクターダンスに挑戦し始めたティーンもいるので、

バカに出来ない。





ただ、、

この、バレエ「くるみ割り人形」に初めて出演するティーン男子の多くは、



ヒップホップなどの舞台は経験があるとは言え、

たかが、子供のバレエ舞台、、とは言え、



かなり、緊張するらしい。



「楽しいパーティのシーンなんだから、もっと楽しそうに演じなさいよ!」


、、、と、よくディレクターに怒鳴られている。





しかしだ。




小学生の遠足学童を迎えて行った、この日の公演では、

このティーン男子たちも、自ら、イキイキと演技をしているではないか。




( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚




私も含め、、、

素直に、、子供たちを喜ばせよう、、という気持ちの方が大きくあったからだと思う。



━─━─━─━─━─


そういえば、、、普段の公演といえば、、、

観客のほとんどが、生徒の父兄や家族、友達などで、、、



「それがどうした」、、、と言いたいところだが、、、

これが以外と、厄介、、というか、負担 に感じてるのかもしれない。


$男子ダンサー x 2



生徒の父兄には、自身もバレエ出身、、ということで、

「私、、バレエにはうるさいわよ」



、、という人も多ければ、




私のように、、、バレエの経験はないくせに、

「自分の子供がバレエをやってるから、いろいろ観てきているし、ある程度は目が肥えてるわ」


、、、なんて人ばかり。




そして、以外と一番、厄介なのは、、、


ネズミの子役、、など、

「くるみ割り人形」デビューしたばかりの子供たちの親。。




自分の子供たち以外に、まだ知り合いはおらず、「年上の生徒たちは他人」、、というだけあって、、、


批判も自由自在(笑)



「なんで、あの子が、金平糖の精をやるワケ?」

「全然、主役をやる体型じゃないじゃない」

「私には、あの隅っこで踊ってる子の方が上手に見えるわ」

「雪の王女の子の踊りも、ひどいもんだわね」

「ここのスタジオの子は、みんなヘタね」

「なんで、あの日本人ママが出てるワケ? バレエやったことないくせに。よく図々しく出れるわね」




リハーサルを見ながら、正直な感想(笑)を言っているのを、目にしたことが何度かある。



(最後の「日本人ママ(私)」への批判は実際に聞いたことはないが、絶対に言われてるはず!、、でも、ステージに立つのは楽しいので、図太く出演させてもらっとります、、フフッ)




子供たちが、主役級の子たちと同じ年になると、、

出演者の多くがお友達なので、さすがに、あまり醜いことは言わなくなるものだけど。



** そういう私も、もちろん、タローの芸術高校のミュージカル舞台などを見ながら、「好き勝手に評論観劇」をしております(笑)。その記事 →「舞台知識のある新入生




とにかく、、、

普段の、、、父兄を観客に迎える「くるみ割り人形」公演の観客は、、、



「審査員」と「評論家」だらけ。




そりゃ、、、緊張するわい。



コンクールでの審査員は、

「もっと脚を外向きにするように」

「爪先をもっと伸ばすように」

「もっとダイナミックに」




、、、などと、欠点を指摘さえするが、、



「Keep up the nice work!」(これからも頑張って!)

「Good job!」(がんばったね!)

「Don't give up!」(これからも諦めないで!)





、、、と、まぁ「緩い」アメリカだからかもしれないけれど、

仮に、技術に欠点が目立ったとしても、

「次に向けての 応援」の言葉つきでの、批判/評論。



(ま~~、コンクールの審査員も、内心は「冗談やめろ」、、と、思ってる場合も多いだろうけどね、、苦笑)




それに比べて、父兄の評論は、、、


「あの子、ダメじゃん。なんでバレエなんてやってるの?」


、、、と、身近で、人格全てを大否定されそうな意見が聞こえてきそうなのが、ちょっと怖いのかな。




とにかく、、どんな観客を前にしても、

学童ばかりが観客だったときのように、批判の目を気にしないで、

リラックスして演じれるようになりたいな、、と思うのでありました。




、、、ちゅうか、批判されない技術を養うのが一番か、、(;´▽`A``



━─━─━─━─━─

長男タローの高校のミュージカルですが、

週末の合計8公演に加えて、



平日の昼間に、やはり、小、中学生の遠足学童を迎えたマチネー(昼間公演)を

数日、行います。



やはり、高校生のミュージカルを見て、

「私も高校であんなのをやりたい!」、、と、刺激を受ける子供もいるだろうし、



ミュージカルを観に行かない家庭の子も多いと思うので、

いい経験だと思います。




一部、、、「ミュージカルなんて、、あほらしい、、」的な態度の中学生もいたらしいですが。。




そして、、高校生キャストたちは、

平日の昼間にも演ずることによって、

週末の本公演/千秋楽のための、ウォームアップにもなっているのでしょう。



あれ、、、?
なんか、、終わり方が、記事タイトルと合わない、、、ま、いいか(汗)

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うちの子供たちを、長年かわいがってくれている、

ロシアダンス(キャラクターダンス)の ヤコブ先生、、

  (参考記事 →「キャラクターダンスとの出逢い」)




なかなか、(天然的に)面白い人で、




お友達のティムくんのママの、ジューンと、私は、

いつもお互いに、彼に関する「おもしろエピソード」の交換をして、

一緒に笑う、、ということを、



もう何年もやっている。




ロシア出身の ヤコブ先生は、ま~、いわゆる、子供が大きくなったような「素直な」人で、

アメリカに長く住んでいながらも、

ロシア人気質を失わず、そして、英語力もマイペース。




アメリカに合わせる、、ということを全くしない、頑固な性格なゆえ、

逃げ出す生徒や、子供をやめさせる父兄の数は、数えきれず、、、



━─━─━─━─━─

ある日のことだった。

お友達のティムくんが、ダンスを始めたばかりの頃だったから、

もう5年以上前くらいになるか。



何かの舞台が近くなったある日、



ティムくんが、舞台本番に向けて、きれいサッパリ、



髪を、、、

とっても短く切って、
練習にやってきた。



すると、、、


髪が短くなったティムくんを一目見た、ヤコブ先生、、、



「なんで、そんなに髪を短く切ったんだ!!!」

「アーティストたるもの、長髪でないといけない!」

「今後は、短く散髪するのは禁止だ!」





当時、ティムくんは、まだ6才くらいだが、

ティムくんのママのジューンに向かって、

ヤコブ先生は、こう怒鳴ったそうな、、、





このエピソードを、ヤコブ先生の「面白い発言集」の一つとして、

ジューンが私に報告してきて、


二人で苦笑いしながらも、、



「そういえば、、丸坊主のバレエダンサーなんていないよなぁ、、」




なんて、思っていた。




その日から、


「アーティストは長髪」



、、、というのが、ずっと私の脳裏にある。





実際に、このヤコブ先生は、いつも男性にしては長髪(↓)。


$男子ダンサー x 2



━─━─━─━─━─

もう1人のバレエのお友達、ジャックくんは、

キャラクターダンスを取っていないので、

ヤコブ先生の、こんなエピソードを知らず、、



毎回、、、と言っていいほど、

「くるみ割り人形」などの 舞台の前に、



気合いを入れて、




青い地肌が見えるくらいの、、、


坊主 にしてくる、、、(;´▽`A``




せっかく、、、本番では、きれいに髪をとかしてやろうかと思っても、、、

坊主のジャックくんには、ヘアスプレーも、クシも、必要ないのだ。



ジャックくんは、舞台ではいつも、、本当に「きれいサッパリ」だ。



━─━─━─━─━─


2年前、、、

うちの長男のタローが、中学校最後の学年(8年生)だったときのこと。



タローの中学校では、  (** 現在は次男ジローが通っている、カトリック系のフツーーの学校)

中学最後の年に、卒業前の8年生みんなで、ミュージカルを行う。



タローが8年生のときのミュージカルは、

これまた「ベタ」な、昔ながらのストーリーの「Anything Goes(エニシング・ゴーズ)」だった。


$男子ダンサー x 2



タローは、「色男(← 死語?)」ビリーの役をもらった。



ショーの何ヶ月か前に、リハーサルが始まってから、、


散髪するときには、すごく気を使うタロー。



「あ、明日、ミュージカル監督のグラハム先生に、散髪の許可をもらってくるから」、、、と。




、、、というのも、


ミュージカルのリハーサルを始める前に、

ミュージカル監督を努めた、6年担任のグラハム先生が、

生徒にこう言ったらしいのだ。



「勝手に髪を切ることは許さない!」

「髪を切るときには、事前に、私のところに報告しなさい」




こう言ったあと、グラハム先生は、頭を抱えながら、、

つい前の年の、彼の体験談を話し始めたらしい。




タローたちより、一つ上の学年が8年生だった前の年、


その年は、「モダン・ミリー(Throughly Modern Millie)」という、

やはり「四十二番街」「エニシング・ゴーズ」ばりの、昔ながらの「ベタな」ミュージカルをやったのだが、



このミュージカルの「色男」ジミー役をやった、ダレンくんが、、、




何ヶ月もにも及ぶ、リハーサルを終え、


さぁ、いよいよ本番だ、、、、




、、、と、、いうときになって、





きれいサッパリと、、、、




気合いを入れて、、、、






「坊主」にしてきたらしい。。(´д`lll)







グラハム先生は、泣きそうになったと、、、、





て、てめーーーー、、勝手に髪を切ってくるんじゃないわ~~~~!(iДi)





たしかに、、、坊主の色男て、、、、。゚(T^T)゚。







フッツーーーの中学校ですから、


男子「色男」用のカツラなんて有りませんわ。





やはり、、色男は、髪をかきあげる仕草があって、なんぼ。。。?




ダレンくんは、きれいサッパリ、、、

野球少年にスーツを着せただけのような、「清潔感あふれる」雰囲気で、、、

「色男」ジミーを演じていたのを、、私も覚えている。





うん、やっぱり、、


アーティストなるもの、、長髪でないといけないのかも。



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今、タローの高校で公演中の「四十二番街」だが、、


本番の1週間ちょっと前に、カツラや、衣装の最終チェックがあった。



その際に、タローは「こんな髪型にしてくるように」、、と、

衣装/メイク係から、こと細かい、ヘアカットの指示があったようだ。




やはり、舞台本番を迎える舞台人は、

「よかろう、、」と思っても、

勝手に、「きれいサッパリ」と髪型を変えるもんじゃないんだね、、(;´▽`A``



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ずっと寝不足でした。。(´□`。)

この週末、やっと少し寝た。。少しずつ、元の生活に回復中。。まだ多忙が終わったワケじゃないが、、

相変わらず、ブログの方は、マイペースで失礼しやんす、、、




━─━─━─━─━─

我がスタジオのミュージカルで、「ライオンキング」を演じたとき、

オープニングの「サークル・オブ・ライフ」のときかな?、、で、



うちの次男ジローが、

広原を走り回るガゼルを演じ、




雌ライオンに追いかけられ、捕まって、

食べちぎられてしまう、、、というシーンがあった。



写真は、リハーサルのときから、、↓(なので、黒い練習着のままのジロー)


男子ダンサー x 2





「ライオンキング」をブロードウェイツアーで見たときは、この野生のシーンは、たしか、

ガゼルは「仕掛け」の人形で、雌ライオンも、仕掛けを駆使したものだったが、




うちのスタジオの公演では、



走り回るガゼルと、ライオンの動きを、バレエ・ディレクターが振付けし、

バレエの生徒が演じたのであった。




このシーン、なかなか「リアル」な感じで、良かったと思う。




まぁ、そりゃね、、、自分の息子が、、


ライオンに「食いちぎられる」、、なんてシーン、


多少、ギョッとしますよ、、





でも、舞台に上がる、、という生活をしていると、、



 悪役になる、

 いじめ役、いじめられ役になる、

 殺す役、殺される役になる、、、




なんてことは、やはり避けられないよね。。



舞台人でいる、、ということは、こういうことかと。。。






私は、そう思って、クールでいたのだが、、






あ、、、

面倒くさいヤツ、、が、我が家に1人、、、( ̄_ ̄ i)






その面倒くさいヤツが驚かないように、前もって言っておかなくては、、、と、





「ジローが、ライオンに食いちぎられる ガゼル を演じるけど、気にしないでね」



、、と、ショーを観る前に、その面倒くさい人(= ダンナ)に釘を打っておいた。




しかし、、、



そうやって、釘を打っておいたのにも関わらず、


そのシーンが終わるとすぐに、、、

悲しそうな顔をして、横にいる私に耳打ち。。




「なんで、うちのかわいいジローがあんな目に遭うんだよ、、」

「イヤだよ、、あんなの見るの悲しいよ、、、」





なんか、目をウルウルさせている。( ̄□ ̄;)




、、、、ま、思った通りの反応でした。





インターミッションの間も、ショーが終わったあとも、


悲しそうな顔をして、



「うちのかわいいジローが食いちぎられるシーン見るのイヤだったよ、、、」



、、と、家族みんなに何度も言い、




「何回 言うとんねん。もうええて!!!!」( ̄^ ̄)





、、と、皆で突っ込むくらい、、




家に帰ってからも、何度も同じことを、

悲しそうな顔をして言っていた。



ほんま、面倒くさい、、



こんなで、舞台人の親をやってられるんでしょうか。。



━─━─━─━─━─

さて、、

長男のタローの高校のミュージカルが、先週、開幕しました。



「四十二番街」、、というミュージカル。


$男子ダンサー x 2




いわゆる、「元祖ミュージカル」、、といった要素たっぷりの、

「昔ながらの」ミュージカルなのだが、




その、「昔ながらの」ミュージカルに外せないシーンの一つに、こんなのがある。




都会の街角で、、、男性と女性が踊る、、、(タローは ↓ このシーンでは水兵さん)


$男子ダンサー x 2




そこへ、、

長いトレンチコートを着て、帽子を深くかぶった男性が横からやってきて、




「パ~~~~~ン!!!」


$男子ダンサー x 2




、、と、女性と一緒に踊っている男性を、銃で撃つ、、というシーン。




(上の写真は、実際の先週の舞台からの写真。あ、トレンチコートじゃなかったけど。。転載しちゃっていいのか分からないので画像小さめに)





んで、この、銃で撃たれて、ドラマチックに倒れる、、という役が、

うちのタローなのでありました。




うちのダンナの、この、面倒くさい性格 のこと、、

今回、すっかり忘れていた。。




ショーが終わってから、、

そして、タローが舞台から出てきてから、、

そしてまた、帰りの車の中でもずっと、、、




「タローが銃で撃たれる役なんて、イヤだよ~」





、、、、、、、と、しつこい。( ̄_ ̄ i)





いつまで言うとんねん!!

もうええて!!!!



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