CM「お前…本当にいいの?」
KY「いいんだよ。あいつ…まだ…」
CM「ん?」
KY「お前の事好きだぞ」
CM「こんな時に冗談言うなって」
KY「俺は本気。冗談なんか言うか、馬鹿」
CM「でも俺は…ミナが居る」
KY「知ってるよ、そんくらい」
CM「じゃどうして別れるんだよ」
KY「あいつ…俺と居る時不意にさー哀しそうな…淋しい表情するんだよ。俺知らないフリしてたけど」
CM「俺とは限らないじゃん」
KY「お前、誕生日の日心愛抱いただろ。あん時ぐらいからかな」
CM「・・・」
KY「俺を誰だと思ってんだよ。キュヒョン様だぞ?」
CM「知ってたのか」
KY「当たり前だ。あいつもお前も何も言わなかったけどさ」
CM「後悔…するんじゃないの?」
KY「するかも…な。大好きだったから…」
KY「優心の事、頼んだぞ」
CM「何だそれ」
KY「お前が優心の事まだ想ってるのは知ってる。だからお前に優心を頼むんだって」
CM「はぁ?」
KY「ミナより…優心を想う気持ちの方がでかいだろ?」
CM「・・・」
せっかくミナの事本気になれると思ったのに…
あいつは俺に任せるとか俺の気持ち踏みにじりやがって…
KY「じゃ、俺行くわ」
CM「頑張れよ」
KY「おうっ!優心の事…頼むな」
キュヒョンは搭乗ゲートに向かって歩き出した
小さなキャリーケースを引き…
「キュヒョーーーン!!」













