それは素敵な大学時代でありまして。

いつもどこでも一人ぼっちで本を読み、独り言をぶつぶつ。

いかにも危なそうな訳だったんですが、人間なんてものは9割方外見で判断されるわけでして。


外見がそれなりだったという理由のみで、友達がそれなりにできていくのです。

気付けば、モテ研究会なるサークルに入っていまして。 そこは美女の巣窟なのでありました。

モテるということは一見、いいように思えるのですありますが。


一言でモテるといいましても、色んなモテ方があるのです。

意中の人にだけモテればいいのですが、そんな少女漫画のような出来事は現実の世界では皆無でありまして。

自分の思ったそれとは違う人々にモテモテ。

そして、やがては心がズタズタに傷つく結末だったりするものです。


いはやは、適正なモテとは一体どういうもので、どうしたらそうなれるのでありましょうか。

というようなことを日々、討論しあい無駄に切磋琢磨をしたきた訳でありますから、将来は公務員になるしかない。

公務員はモテの境地だ! という結論にいきついたわけで。


その日から私は勉強の鬼になりました。

人生なんてものはモテるかモテないかで大抵、幸も不幸も乗り越えていくものなんだ。

なんだ! と思考しているうちに、モテ研究会は自主勉強会へと変貌を遂げていました。


要するに勉強して、公務員試験・司法試験・医師国家試験に合格すればモテるわけなんです。

別にモテたから何したいというわけではなく、モテない状態=人から相手にされない状態が怖いという恐れなのです。


そう、何より怖いのは話し相手がいなくなること。

それを絶対的に避けたいがゆえに、私はモテたいと思考したのでありまして。

まさかそれが不幸の始まりだなんて当時は夢にも思いませんでした。


つづく。

ブログネタ:信じてる迷信ってある? 参加中

あれはまだ私が神様を信じなかった頃。

内戦に巻き込まれて、幾度となくもう駄目だ…(´;ω;`)と思ったのですが。
そのたびにいつも一緒にいてくれた兵隊さんに。

「決してあきらめてはいけない、あきらめると運もマイナスの方向に向かい必然的に死に向かうことになる。
今、生きている私の仲間はみんなあきらめない人間だ。

人はプラスの人間とマイナスの人間がいる。 マイナスの人間はマイナスの指向性によって周りの人間をもマイナスしていく、プラスの人間はその反対だ。
私はプラスの人間だから私といればプラスになる。 だから安心しろ、絶対に助かる、生きて帰れる。 絶対だ」

そんな迷信のようなものを信じて、今となっては平和な日本で水戸黄門の再放送が見れる御身分となりました。
つまり、私はプラスの人間の側にいたからプラスになって帰ってきて水戸黄門というわけなのです。 
ブログネタ:運命は決められたもの? 自分で切り開くもの? 参加中

あれはまだ私の砕け散った心がバラバラだった時。

「友達のいない人でオフ」なるものに参加しまして。
全員男という惨事の中、実は私だけが赤の他人だったという罠にはまり。
仕方ないから孤独であるがゆえ、携帯を寂しそうに見つめていた私。

隣に座った30歳くらいのノソーとした男の人に。
「職業は何をやっていて、職場ではどんな感じですか?」と聞かれたので。
「職場は外国が多くて、一人で黙々と仕事してます。 毎日結構な勢いで虚しいです」

それに大して男は悲しく悲しそうに以下のように語るのです。
「やりがいがありそうでいいですねー ぼくはスーパーで品出しをやっているんです。」
「仕事的には楽なんですが、休み時間が辛くて仕方なくて・・ 同僚はみんな一緒に食事をしてるのに、ぼくだけは倉庫でいつもパンを食べてるんです」
「一度だけ輪の中に入ったんですが、場の空気がしらけてしまいました。 それっきり僕は一人ぼっちで、、 気付いたら10年たっていました」
「毎日、毎日お昼の休憩時間が恐ろしくて仕方ないんです。 どこまでも続く地獄のような時間の繰り返しにぼくはどうしたらいいんでしょう?」


そんな暗い話をされるものだからタイの象使いの話をしまして。
足の鎖さえはずせば自由になるのに、なぜ象は鎖をはずそうとしないのか?的な話を小1時間。

小さい時から鎖で足を縛られていて、大きくなってその鎖をはずせる力を得ても、小さい時の記憶から「鎖は決してはずれない」と思い込んでいるから鎖をはずそうともしない。
つまり自分から自分の能力をここまでと決めてしまっているからそれ以上何もしないし、できないというメビウスの輪云々。

「じゃあぼくはその小さい象と同じなんですかね?」
「全く同じですよ。 自分で自分の型にはめこんで、そこから出ようとしてないんです。 中略 だから@@さんの場合は意を決して、バングラディッシュ辺りの最貧国を見たりすると、自分の境遇の悲惨が非常に楽なものに思えてくるはずです。」

「ぼ、ぼく明日仕事をやめてバングラディッシュの大学に行く準備をします。本当にありがとうございました。」と涙を流しながら感謝されて、他のオフ参加者に白い目で見られたのが遠い遠い昔になってしまって、今頃あの人は何をしてるんだろう的な話を急に思い出した今日この頃。

つまり、運命は自分で切り開くものだと思いますです象。