そんなサークル内のゴタゴタも一人一人に照準をあてると、そこから見えてくるのは人生の深層模様。
幸せに見えるあの子も不幸せに見えるあの子も、あーそれが人生なんだね。 悲しいね、嬉しいねって感じがするわけで。
羊さんというあだ名の子は例外なく「ブス属性」だったのですが、自分のブスさを自覚してゆえのブスからの昇華。
デパートの美容部員のお姉さんに連日連夜お化粧を教えてもらい。
ビームスやアローズで店員さんにコーディネートをしてもらい。
それはそれなりになったのです。
どんな事象にせよ、努力する人間は美しいと思います。
彼女の賢いところは自分の欠点をよく知った上でのその行動。
以下のごとく、語っていた彼女の顔はそれはそれは誰よりも美しい顔をしていました。
私は見栄えがよくないけれど、私の意図するところは勉学。
人にはそれぞれ生まれもった才能というのがある。
残念ながら私には美意識はない。
だけど、美意識を持っている人間の話を参考にして自分に取り入れることはできる。
美容部員やショップ店員はそれを職業として、その知識は大学教授の専門知識なんかより価値がある。
又、その価値というのも人それぞれ感ずるものがあるだろうけど、行きつく結論は餅は餅屋。
人生は映画のようなもので、人それぞれに存在価値があって無意味な人間はいないはずで、人は皆平等。
上下関係はあっても、人間の上・下はないはずだからそれを知らぬ尊大な人間は自分を誇大化しているだけでそれは弱い人間。
恐らく幼少期に何らかの差別があって尊大になっているはずだから、人はそれは憐れみの目で優しく見守ってあげないといけない。
云々云々うぬぬぬん。
きゅるりんきゅるりんきゅるきゅるりん。
あなたは人の話を消化して伝播する才能がある。
私は人の才能を見抜く才能がある。
いい? 今言ったこと全て覚えておいて。
いつか、必ずあなたの役に立つときがくるから。
私には時間がないの。
出来る限り、私が身につけた知識を伝授するからね。
当時、私は何とはなしに話を聞いていたのですが今にして思えば、あー今にして思えば。
あー人生は悲しいけど、どこまでも続く。
つづく。