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System Of A Down/System Of A Down

システム・オブ・ア・ダウン
システム・オブ・ア・ダウン

今ではアメリカだけでなく世界で大人気のSOADの記念すべき1枚目。

1998年発表。


バンドは4人編成。

バイオ的なことをいえば、メンバーはアルメニア人移民でLAに住んでるということです。


音のジャンルで行けばメタルでしょう。簡単にいうとハードコア。

ただ単にメタルというくくりでは語れない音を鳴らすバンドです。

曲がへヴィーで、転調が多く作りこまれています。

デビュー作にして恐ろしいほど自分たちの音を作り上げています。


90年代後半というと、RATMの手法を真似たラップメタルのバンドがフォロワーとして

増えてきた時期ですが、このSOADに関しては時期的にはそこにはまりますが、

バンドとしてのアイデンティティーを確立をされていた部分では格別の存在だといえます。


まあ、聞いてみるとわかるのですが、ボーカルがおかしいです(笑)

いや、おかしいという表現は適切ではないのですが、普通に歌えばかなり上手い。

だけど様々な声色を使い分けて、また曲調も前述したように転調が多く聞いていて楽しいのです。


個人的には、デビュー当時から聞いているんですが、最初はコミックバンドかと思いました。

言い過ぎかもしれませんが、言葉の壁があるために音を直感的に聞いてしまうとそう思ってしまいました。

ただ音の厚みやパワーは底知れぬものがあり、聞くたびにはまり込んでいくのです。

中毒性高いです。


現在はボーカルサージがAOUDIOSLAVEのトムとともにJustice OF Axisを設立し、

政治的な活動も続けており、バンドとしても今年は二枚発表される予定です。

(1枚目はすでに発表済み)


SOADに関しては他のアルバムも取り上げていきます。



このアルバムで好きな1曲 「Suite-Pee」


Nirvana/In Utero

ニルヴァーナ, ニルヴァーナ
イン・ユーテロ

1993年発表。Nirvana事実上最後のオリジナルアルバム。


いまさらこのバンドについて語ることはないのかもしれない。

いや、逆に語ることは山ほどあるのかもしれない。


このアルバム発表後、ツアーを回り、そしてカート(v/g)は自殺。

バンドは終焉を迎えてしまう。


前作にあたる「NEVERMIND」でそれまでの商業的ハードロックにおおきなハリ手を食らわせ、

ロックの本質的な荒さや反抗精神をメジャー流通に乗せてしまったNIRVANA。

ブッチヴィッグをプロデューサーに迎えたNEVERMIND自体がわりかし聞きやすいミックスであるが、

スティーヴ・アルビニプロデュース今作はそういった感は少ない。


本来の荒々しさ、焦燥感、退廃感、ノイズ…。

聞く側の胸グラを掴んで強烈な一発を食らわされるような爆音。


確かに(胸の)痛みを感じるアルバムではある。

それでも、もともとのメロディや曲構成が素晴らしいので愛聴してしまうアルバムである。

捨て曲なし。


ラストの「All Apologies」なんかは、翌年何が起こるか、何を起すか、

カート自身が知っていいて書いたんじゃないかと思うほど。

(そんなことはないだろうけど、思わぬヒットと時代のヒーロー的扱いへの辟易やプレッシャーに

苛まれていたのは事実だろうし)


こんなに自分をさらけ出して、瘡蓋をはがすようなアルバム、それも轟音の美しいアルバムを作って

カートは逝ってしまうなんて。

惜しいというと嫌がるかもしれないけど、この次のアルバムがぜひ聞いてみたかった気持ちも大きいのは

確かです。


個人的に90年代のナンバー1アルバムです。



このアルバムで好きな1曲 「Milk It」

Jet 2005 #01 完成

200410-200507
1 The Mars Volta Cygnus....Vismund Cygnus
2 System Of A Down B.Y.O.B.
3 Nine Inch Nails You Know What You Are?
4 The White Stripes Blue Orchid
5 Eels Hey Man (Now You're Really Living)
6 Hot Hot Heat Goodnight Goodnight
7 Mae Suspension
8 Copeland Pin Your Wings
9 Weezer Beverly Hills
10 Travis Morrison Born in '72
11 The Bravery An Honest Mistake
12 Coldplay Speed Of Sound
13 Asian Dub Foundation Flyover
14 Neutral Mute Doo-Right
15 Daft Punk Technologic
16 Chemical Brothers SURFACE TO AIR
17 Autechre Iera


毎年だいたいこの時期に一枚自分でオムニバスディスク(JET)を作ります。

今年が4作目かな。

一年間でよかったと思うものを凝縮するんですが、この一年は(というか去年もそうだけど)

個人的にいいなと思うものが少なくて選考が大変でした。

とくに今年の春には大物がこぞって新作をだしてるんですけど、聞いてないのが多いのも事実。

なのでオアシスやフーファイ、ベックなどは聞いてないので選考対象にならなかったわけです。

まあ、削ったのも多いんですが…(オーディオスレイヴ、ブロックパーティなど)


最初に選んで聞いてみたら偉い混沌としていたので(笑)、並びをいろいろ変えたり、曲を入れ替えたり

試行錯誤してこんな感じになりました。

というか今年はもう一枚つくれたらなあ、なんて思っています。


あくまで個人的なものですので、レビューとは関係ありません。

Rage Against The Machine/The Battle Of Los Angel

RAGE AGAINST THE MACHINE
Battle of Los Angeles

1999年発表。事実上RATMの最後のオリジナルアルバム。


もともと社会性の強いバンドで、社会構造、社会性質に対しての怒りを音で表し戦い続けた90年代

屈指のバンド。


音としては重厚なバンドサウンドにザックのボーカル(MC、ラップ)を乗せ、ヒップホップ+ロックといったところか(かなり安易な解釈だけど)

特質としてはトムの独創的で超絶なギターサウンドは聴いていて愉快でもあるし、新しいギターヒーローで

あるという認識はある。

リズム隊のがっちりとしたリズムもまた、RATMを象徴しているかもしれない。



どうも何かに怒りを覚えるとRATMの音が聞きたくなる自分。

どうも何か勢いづけたいと思った時RATMの音が聞きたくなる自分。

そんな気分で取り上げたのだけど、このアルバムが出てもう5,6年経ってるんだ。


このアルバム収録のSleep Now in The FireのPVはすごいです。

ウォール街でゲリラライブを・・・っていうのなんですけど、監督がたしかマイケルムーアだったかな。

RATM、正直今いないバンドかと思うとやはり寂しいですね。


ボーカルのザック以外は元サウンドガーデンのクリスコーネルをボーカルに迎えAUDIOSLAVEとして

活躍中(ライブでRATMをクリスが歌うとは…)

ザックはソロ活動中、というかいまだに正式なアルバムは発表されていない。


日本の公式HPでRATMを絶賛している日本の有名人に何で広末涼子が?(笑いどころ?)






このアルバムで好きな1曲 「Guerilla Radio」


Copeland/In Motion

コープランド
イン・モーション

今年(2005年)発表のCopelandの二枚目。


実は日本盤はこれが初のアルバムで、なんと前作「Beneath Medicine Tree」もパッケージされている

お買い得な2枚組に!(笑)


前作の延長線上にある音ではあるものの、バンドとしての成長が伺えます。

ピアノの弾き語りの曲なんかもあって、エモの域を飛び越えているかも。

というかそもそもエモなんてくくりが曖昧なんだけど。


1stを愛聴くしている人は甲乙付けがたいかもしれないけど、音の広がりで見たとき

前作をはるかに凌いでいるのは聴けばわかると思います。

クリーンな曲はよりクリーンに。


聴いていて心が洗われる感覚を覚える曲もあったりします。


彼らのバイオにも書いてるんですが、

「無駄を削ぎとって、ピアノとボーカル、もしくはギターとボーカルだけでもその曲は

同じように魅力を失わない曲であるか」(←カナリの意訳)

という点がソングライティングの根幹にあるのが良くわかります。


ボーナストラックで収録されているアコースティックもとてもいいですからね。

ただ前作よりロック色というのはすこし薄れた気もします。




このアルバムで好きな1曲 「Pin Your Wings」