船橋洋らん展①はこちらから
船橋洋らん展②はこちらから
過去記事も良かったらご覧下さい。
船橋洋らん展②からの続きです。
押し花も飾られてました。
こちらは賞はありませんが、鮮やかな色だったので思わずパシャI
最近の洋ランの中で、カトレアに人気があるそうです。
イベント会場は、花の甘い香りで包まれていました。
ランって、こんなに香りが良い、と初めて知りました。
そして、さらに初めて見てビックリしたのは、ランの種!
すべてのランは、実生で育つそうです。
これがランの育成記録
ピンクの花の下に緑色の房が種になる部分
人間の飼育下では人工受粉させるそうです。
人工受粉後、種が成るまで約1年
さらに種の採取に1年
採取後の様子
白い粉のような物がタネ
見辛くてすみません。
無菌フラスコの中で発芽
この状態に育つまで1年
そして、無菌フラスコから鉢上げし、株分け出来るまで1~2年
手前が株分け後1年目の苗
そこから更に開花株に生長するのに1年
開花後
これは全部同じ親から生まれた物です。
タネが入ってる房から何百という花が咲き、それぞれ色の違う兄弟が現れます。
その中から、プロの育種家や生産者が良い株を選別し販売できる株に仕立てて行くそうです。
通常、最短で3年目くらいの株苗から販売されているそうです。
この話を聞いて、ランの生長の遅さというか、気のながーい生長過程にただ驚きました。
驚きついでに、船橋蘭友会に入会してしまいました(^O^;)
「いや~、こんな若い人が入会してくれると嬉しいね~」と・・・
会の中心になって活動されてる人達は、70~80歳代で後継者不足らしい。
入会記念に戴いたのがこちら
セロジネ コスモクリスタ
通称 シンジュク(新宿)
ピョンと伸びてるのが花芽
春に開花するそうです。
開花するまで水やりだけでいいそうですが、ちゃんと咲くのか?育てられるのか?不安です。
通称名のシンジュクの由来ですが、洋ランの育成栽培が一般的に広がったのは、新宿御苑の温室栽培が初めなんだそうです。
それに因んで『シンジュク(新宿)』という名前が付いたようです。
この話は長くなるので、また折を見て紹介したいと思います(^_^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました