あたしゃ前職での経験とか、持っている資格から、
一応はお金関係の知識はそこそこ豊富です。
そろそろ引退が見えてくる、60代のパートのおばちゃん。
保険に関して、ショッピングモールの一角にある、
「保険のなんちゃら」で聞いたけど、よくわからないし、
何だか言いくるめられてる気がすると。
先日、昼休みに聞いてきたんです、
あたしゃゆっくりしたいのに・・・。
「掛け捨て」って言葉がキライみたいです。
実際、掛け捨ての方が有利な商品多いんだけどね。
「捨て」と言う文字がキライなのか、
とにかく割戻金とか満期返戻金とか、
「あとからお金が戻ってこないのは損」
と信じ込んでるんですよ。
分かりやすく、分かりやす~く、たとえ話もして、
「毎月5千円の掛け捨ての保険」
と
「4千円分満期返戻金のある毎月1万円の保険」
だと、毎月1万円の方を選ぶんですよね。
この段階でバカなんじゃないかと思うけど、
今までの人生の中で培われたものだから仕方ない。
同じ1万円なら、掛け捨て5千円、預金5千円のほうが、
最終的には有利に決まってるんですが、
「1円も戻ってこない保険はイヤ」
だそうです。
さらに、
「掛け金がいくらであろうとも、払ったお金が一銭も戻らないのは納得がいかない」
だとさ。
「千円分だけ満期返戻金のある毎月1万円の保険」
でも選ぶんじゃね?
ホント~に無駄な時間を過ごしました。
何十年間も考えたことのない人に、
60超えてから考えろって言ってもムリなんですかね。
まあ、こういった人たちは食物連鎖の最下層、
「植物プランクトン」
のポジションで生きていくしかないのかなぁ?