那須塩原駅「特製九尾すし」 | まくのうちのブログ

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これね、ブログに書こうかどうか悩んだんです。

 

 

 

「特製九尾すし」

 

 

実はこれ、オリジナルではなく、レプリカなのだ。

 

 

四半世紀前くらいまで売られていた駅弁でして、

 

駅弁マニアのアタクシはオリジナル食べてます。

 

 

どういう経緯でココにあるかと言うと、

 

フタバ食品(株)が、毎週土曜日個数限定で復刻、

 

那須塩原駅で土曜の10時から販売してるんです。

 

 

オリジナルは那須塩原駅ではなく、

 

宇都宮線の終点、黒磯駅だったんですよ。

 

 

新幹線開通前は、那須塩原駅ではなく東那須野駅と言い、

 

各駅停車しか停まらない駅でした。

 

 

那須高原の玄関口である黒磯駅と、

 

塩原温泉の玄関口である西那須野駅、

 

両駅が新幹線誘致、当時の渡辺美智雄が、

 

「だったら中間に作る!」

 

と小さな駅だった東那須野を新幹線停車駅に。

 

 

と言われてますが、これはタテマエのお話で、

 

実際にはミッチー一族が東那須野駅周辺の土地を買い占め、

 

新幹線駅誘致で大儲けしたってことです。

 

 

で、新幹線が通る前は黒磯駅が特急停車駅、

 

天皇陛下も黒磯駅を利用するので、

 

今でも貴賓室が残されてます。

 

 

高度成長期までは黒磯までしか電化されておらず、

 

東北方面は蒸気機関車だったので、乗り換え、

 

機関車の付け替えなどで停車時間が長く、駅弁は必須。

 

 

新幹線の開通により、黒磯駅での駅弁販売終了、

 

那須塩原駅では売られたけど、所詮途中駅、

 

駅弁自体が無くなり、フタバ食品も黒磯から撤退。

 

 

そんな感じの駅弁なのですよ。

 

 

個人的な思いですが、当時のフタバ食品って、

 

ヨソのパクりが好きだったんじゃないかと思う。

 

 

この「特製九尾すし」ですが、やはり今は無くなった、

 

大宮駅の「盆栽すし」にそっくりなんですよ。

 

 

しかも今回復刻したもう一つの「九尾釜めし」ですが、

 

「峠の釜めし」そっくりだし・・・。

 

 

 

さて、復刻「特製九尾すし」

 

 

フタバ食品の住所が宇都宮市になってますね。

 

 

 

いなり寿司、かっぱ巻き、太巻き、かんぴょう巻き、

 

チャーシューにぎり、チーズにぎり、サーモンにぎり。

 

 

ゴハンばっかりで、さすがのアタクシもオナカパンパン!

 

 

このチーズとチャーシューですが、100%間違いなく、

 

「盆栽すし」のパクりですよね~。

 

 

ちなみに、ゴハンですが押し寿司のようにギッチギチで、

 

腹にはたまるけど、ウマいとは思えませんでした・・・。