兵庫) 認知症 地域で見守ろう  | フレイルも認知症も減らない日本

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Nobody is in possession of the ultimate truth.

ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安

共生への道ですね。



朝日新聞より。


兵庫)
認知症、
地域で見守ろう 
30日、西宮で養成講座




 認知症を理解し、困っている人やその家族を支援する「認知症サポーター」の養成講座が30日、兵庫県西宮市名塩新町の朝日新聞販売所「ASA売布 名塩支店」で開かれる。

同店周辺の西宮市北部地区は、認知症の症状が出ても暮らしやすい町づくりに力を入れる。

「認知症に優しい町は、誰にでも優しい町」。

そんな理念に根ざしている。

 JR西宮名塩駅の北側に広がる東山台地区。約6千人が暮らすこの町では、2016年から毎年春、認知症の人のための見守り、声かけ訓練を住民主導で続けてきた。

高齢化率は20・8%と市平均の23・9%より低いが、認知症で困っている人は必ずいるはずだという考えに基づいている。

 訓練には住民のほか、コンビニ、スーパー、薬局の店員や郵便局員、交番勤務の警察官らが参加。特別養護老人ホームやデイサービスセンターの職員らが認知症の人の役になり、「出かけようとして途中で行き先が分からなくなった人」や「今は子どもと同居しているが、配偶者と暮らしていた以前の家に帰ろうとしているお年寄り」などを演じる。


 相手を傷つけないようどう声かけをし、誰に、どう連絡をしたらいいか。

実際に街頭に出て、ロールプレイング方式で対応方法を学ぶ。5回目となる訓練は来年3月7日に予定されている。

 訓練に毎年参加する認知症地域支援推進員の後藤香織さん(37)は、「東山台地区の人たちの意識は高まってきている」と話す。スーパーのレジで小銭が出せずに困っている▽一人暮らしなのに大量の商品をいつも買い込む▽真冬に薄着で買い物に来る――など、認知症を疑わせる人の見守りが自然にできるようになってきているという。

 後藤さんは「燃えるごみと燃えないごみをいつも一緒に出してしまうような『困った人』の中には、実は認知症で『困っている人』も多い。どう見つけ、どう対応したらいいか、多くの人に学んでもらいたい」と話す。

 今月30日の養成講座は
後藤さんが講師を務める。
午前10時から約1時間半。

無料で申し込み不要。

問い合わせは市社会福祉協議会
(0798・23・1140)。