むずむず脚症候群と診断  「落ち着かない」 がしっくり | フレイルも認知症も減らない日本

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むずむず脚症候群。

コレまた、
珍しい疾患ではないです。





朝日新聞より。




むずむず脚症候群と診断 
「落ち着かない」
がしっくり


 「むずむず脚症候群」には多くのお便りが届きました。



 ●子どものころから悩み続けた

 子どものころから、布団に入ると脚を動かしたくて眠れないことがたびたびありました。むずむずというより英語の病名Restless legs(落ち着かない脚)がしっくりします。

右へ左へと寝返りを打ったり、立ち上がって屈伸運動をしたり。こぶしで脚をたたくのも少し効果がありました。そうこうしているうちに夜が明けたこともあります。

 「脚が変な感じで眠れない」と母に訴えたこともありますが、「よく歩いたから脚がだるいんでしょう」などと言われ「この感覚が『だるい』なのか」と思いました。

数年前、この病気のことを知り「病気だったのか」と驚きました。どこも痛くないので、病気だとは思わなかったのです。

 不眠は高校生のころまで続き、その後次第によくなりましたが、今でも映画館で座っている時など、頻繁に脚を組み替えたり動かしたりせずにいられません。治療法があるならとくに子どもたちを助けてあげてほしいと思います。

(千葉県 65歳)



 ●脚だけでなく腕も

 40歳のころから、夕食後くつろいでいると脚がむずむずするようになりました。「変な感じだな」と気になる程度で、そのままにしていました。70歳になると午前2時過ぎに目を覚まし、すぐにむずむずを感じるようになりました。

 最初は整形外科をたずね、いまは神経内科を受診しています。寝る前に2種類の薬をのむことで、夜中に起きることはなくなりました。ただし眠くなるため、薬をのむのは夜だけにしています。飛行機に乗るなど、昼間にどうしてもむずむずを抑えたいときは、貼り薬を使います。貼ったところが腫れてかゆくなるのが難点です。

 最近、両脚に加えてたまに腕もむずむずするようになりました。何かに集中していると気が紛れますが、集中が切れるとむずがゆくなります。命にかかわらず痛みもないですが、やっかいな病気です。友人たちに病気の話をすると「私もそうかも」という声を聞きます。悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

(山口県 78歳)