以前も取り上げたと思いますが。
しかし・・・
自分の会社の儲けを上げようと
チマナコになっている時に、
自分の会社の商品に
都合の悪い情報を出すヒトも
なかなかおらんでしょうね。
だから、
第三者機関による
チェックが必要となる訳。
朝日新聞より。
砂糖の有害性
業界団体が
50年隠す?
米研究者が調査
砂糖の取りすぎの有害性
について指摘しようとした研究を、
米国の砂糖業界が
50年前に打ち切り、
結果を公表しなかった――。
こんな経緯を明かした
論文が21日付の米科学誌
「プロス・バイオロジー」(電子版)
に掲載された。
業界が利益を守るために
否定的な研究を隠すことで、
長期間にわたり
消費者をだましてきた
としている。
米カリフォルニア大
サンフランシスコ校の研究者が、
米イリノイ大などに保管されていた
業界団体「糖類研究財団」
(現・砂糖協会)の内部文書
を調べ、明らかにした。
論文によると、
でんぷんの炭水化物に比べ、
砂糖は心臓に有害
だとする研究発表が
1960年代に出始めた。
懸念した財団幹部が68年、
英バーミンガム大の研究者に
資金提供して、
ラットで影響を調べたところ、
砂糖の主成分のショ糖を与えると、
動脈硬化
と
膀胱(ぼうこう)がん
にかかわる酵素が
多く作られることが分かった。
腸内細菌の代謝により、
コレステロールや中性脂肪
ができること
も確認できそうだった。
研究者は確証を得るため、
研究の延長を求めたが、
財団は資金を打ち切り、
成果は公表されなかったという。
70年の内部報告で、
当時の幹部は
「研究は業界にとって
有益で意義のある
情報を引き出すべきだ」
と述べ、
有害性を示唆した
研究の価値は
「無」
だとしている。
どこかの
医者の集まりも
似たような思想構造だろう
今回の論文について
砂糖協会は
「50年前の出来事について、
推測と仮定をまとめたものだ」
と批判。
研究の存在は認めつつ、
予算や期限が超過したため
打ち切られたとしている。