副作用出やすい薬漬け 認知症を悪化させることも | フレイルも認知症も減らない日本

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ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安

「認知症の治療は
薬1・5割、
ケア8・5割」とは正解ですね。

神経を治せない現状で、
薬剤で10割なんてあり得ません。

くだらない薬剤で
迷惑な目に遭わされないように
注意すべきでしょう。


あんな
デタラメ薬剤どもに
ヤラレてたまるか💢





夕刊フジより。


副作用出やすい薬漬け
「多剤併用」対策 
認知症を悪化させることも

 

近年、医療分野では「ポリファーマシー対策」がキーワードになっている。ポリファーマシーとは、多量の薬剤が処方された「多剤併用」と呼ばれる状態のことだ。

一般的には6種類以上の薬を飲んでいると副作用が出やすくなると言われている。

 
さまざまな疾患を抱えて、複数の診療科を受診する高齢患者は少なくない。結果、処方される薬が積みあがる。持病の多い人の中には10~20種類もの薬を飲む人もいる。

こうした“薬漬け”の状態が、認知症の症状を悪化させることがある。在宅医療で認知症治療に取り組む「たかせクリニック」(東京都大田区)理事長の高瀬義昌医師は、著書『認知症、その薬をやめなさい』(廣済堂出版)のなかで、高齢者は「薬の作用が強く出やすいので、薬の使用法には細心の注意が必要」と警鐘を鳴らす。

 
本書では薬の副作用による症状が、薬を減らすことで劇的に改善した症例が多数紹介されている。

「せん妄」で夜中に大声を出す87歳の男性。幻覚、抑うつの症状に悩む93歳の女性。それぞれが、不要と思われる薬を変えたり、減らしたりした結果、多剤併用による副作用が抑えられたという。

ポリファーマシー対策として2015年、日本老年医学会は「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」を作成。

薬物による高齢者への有害事象を防ぐため、「特に慎重な投与を要する薬物」「開始を考慮するべき薬物」のリストを示した。

国が定める調剤報酬では16年度から、多剤併用の患者の処方薬剤数を減らすと医療機関が増収するルールを導入している。

医師や薬剤師の意識は確実に変容しつつあるが、患者側も薬と上手に付き合う工夫が必要だ。

複数の診療科にかかる場合でも、処方薬を受け取る「かかりつけ薬局」を1カ所に決めておけば、薬剤の重複が避けられる。

高齢者のみならず、現役世代にもお勧めの対策だ。

前出の高瀬医師は、
「認知症の治療は薬1・5割、
ケア8・5割」と指摘する。


認知症の人の心身の調子が良ければ、薬を減らせられる。そのためには、家族やケアに関わる人が認知症について理解を深めることが重要だという。

要は
薬とケアの適正化
がポイントなのだ。

薬を見直せば認知症の症状が穏やかになり、その結果、介護家族の負担も和らぐ-。

そんな好循環をつくるためにも、
過度な薬頼みの発想は捨てよう。