読売新聞より。
民進 低迷の1年
…合流効果
ほとんど見られず
民進党は27日、結党1年を迎える。
政権交代可能な勢力の結集を目指し、
民主党と維新の党が合流して発足したが、支持率低迷にあえいでいる。
7月には蓮舫代表体制となってから初めての大型選挙となる東京都議選を迎えるが、公認候補の流出が相次ぐなど試練が続いている。
「内閣支持率が下がってきて、チャンスは出てきた。こういう時に、(民進党が)政権を担える力を持っているという認識が広がるよう頑張っていかなければいけない」
野田幹事長は26日、新潟県新発田市内で結党1年にあたっての意気込みを語った。その上で、「政権を取ったら何をやるか、明確に国民に伝わるようにする」と強調した。
ただ、民進党を取り巻く環境は厳しい。
読売新聞社が3月18~19日に実施した全国世論調査で、内閣支持率は前月比10ポイント減の56%だったものの、民進党の政党支持率はわずか1ポイント増の7%。
結党後1年の支持率はおおむね10%を割り込んだままで、合流効果はほとんど見られない。