適量の飲酒 認知症の危険性を下げるか❓ | フレイルも認知症も減らない日本

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Nobody is in possession of the ultimate truth.

ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安

過ぎたるは
及ばざるが如し
じゃなくて、
ぶち壊し。



産経ニュースより。



飲酒の影響
少量は
認知症の危険性
を下げる


 
お酒を飲みすぎると肝臓に良くないというイメージは皆さんお持ちかと思います。古来より「酒は百薬の長」と言われるように適度なお酒は体に良いとされています。

科学的に検証不十分な面もありますが、実際に周りを見回してみますと個人的には当てはまる方は多い気がします。

では皆さん、
脳に対しては
お酒はどう影響すると思われますか。

厚生労働省は適度な飲酒をしている方は全く飲まない人と比較して認知症になりにくいというデータを出しています。

具体的には
危険性が半分以下になるようです。

適度な量というのは
350ミリリットルの缶ビール
1日1本程度ですので、
かなり少ない量です。

1日2本程度に増えると
飲酒しない人の
1・5倍の危険性
に増えるようです。
それ以上飲む場合には
危険性は2倍に増えます。

少量のお酒がなぜ認知症の危険性を下げるのかはっきりした理由は不明でしたが、最近興味深いデータを目にしましたのでご紹介いたします。

ビールの原料の一つであるホップに含まれる「イソアルファ酸」という成分が関わっているのではないかというデータです。

ビール大手のキリンと東京大学、学習院大学のマウスを用いた共同研究で判明したそうです。

脳内の老廃物を除去する「ミクログリア細胞」を活性化させたり、アルツハイマー病の原因とされる「アミロイド」の量を減らしたりする働きがあるようです。

お酒好きな方には朗報かもしれませんが、あくまで適量(というよりも少量と言った方がいいかもしれません)を守らないと意味はありませんので十分な節酒を意識してください。

アルコールが多くなるとアルコール自体が脳にダメージを与えますし、飲みすぎて転倒して頭にけがをすることも増えますので適量を守っていただきたいと思います。

お酒に限らず何事も適度にすることが大切です。適度な運動、適度な飲酒、適度な睡眠、などバランスの良い生活を意識して健やかな脳を維持できるように日々お過ごしください。