法務省が初推計 60歳以上の受刑者 認知症傾向13% | フレイルも認知症も減らない日本

フレイルも認知症も減らない日本

Nobody is in possession of the ultimate truth.

ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安

どうですかね~ニヤリ

発症率が同等なんて、
ナニか見落としている
のではないかと思うのですが~。

でなければ、
受刑者は
「よほど丈夫な方々」です。

抽象的な表現ですが




日本経済新聞より。


60歳以上の受刑者、
認知症傾向13% 
法務省が初推計


法務省は26日、2014年末に全国の刑務所にいた60歳以上の受刑者約9700人のうち、認知症傾向のある人は約1300人に上るとの推計を発表した。

その割合は13.8%で、国民全体の割合とほぼ同じ水準だった。全国の刑事施設で認知症の実態調査をしたのは初めて。

受刑者が認知症になると、洋裁などの刑務作業ができなくなるなどの問題が生じ、症状が悪化すれば入浴や食事の介助など刑務官の負担も増す。

一部の刑務所では外部講師を呼んで高齢受刑者に運動指導をするなど、認知症予防に取り組んでいる。

法務省は今後、こうした取り組みを全国の刑務所に広げるほか、認知症の高齢受刑者への対応について職員研修も強化する方針という。

今回の調査は無作為に抽出した60歳以上の受刑者429人(男性387人、女性42人)に実施。日付や野菜の名前を書かせるなどして記憶力や計算力をチェックしたところ、59人(13.8%)に認知症の傾向があると判明した。

年代別では、
60代が約16.7%、
70代が47.2%、
80歳以上が28.6%だった。

全国に60歳以上の受刑者は約9700人いることから、認知症の傾向があるのは同じ割合の約1300人と推計した。

65歳以上に限定すると16.7%で、推計は約1100人となる。厚生労働省の15年の推計では、日本全体で65歳以上の認知症の傾向がある人は約15%。

受刑者の割合と大きな差はなかった。

受刑者の高齢化は毎年進んでおり、法務省は「認知症のケースが増えることも予想され、対策は急務だ」(矯正局)としている。