記憶が薄れないうち&3連休のうちに!と本日2本目を書いてみました
これで絶対に書き残しておきたいことは一通り書けた気がする
ディズニーシー日記
息子とディズニー2019(1)今年はシー!
息子とディズニー2019(2)車イス鑑賞スペースからのショー
の続きです
去年のディズニーランド日記はこちら↓
息子と初ディズニー♪(1)事前準備
息子と初ディズニー♪(2)パークに入る!&お昼ご飯
息子と初ディズニー♪(3)呼吸器もってアトラクション
息子と初ディズニー♪(4)抱っこでパレードとショー












カナタ@3歳8ヶ月が遊んだアトラクションの記録を書きます
検索で辿り着いてくださる人もいるかもしれないので書くと、
息子カナタ
は筋肉の病気で、人工呼吸器24時間装着の肢体不自由児です。
まだ、身長90cm、体重9kgと小柄なので、車イス代わりのベビーカー移動です。
1年前にランドに行った時は、まだ首もすわっていなくて、首と体幹を支えてあげると座る姿勢がとれるくらいでしたが、
今年は首もすわり、支えなしにしばらくは倒れずに座って遊べるくらいになりました!
(自分で起き上がったり、立ち上がったりはできませんが、室内用のアンパンマンカーみたいな4輪の乗用おもちゃは自分で蹴って進めるくらいの筋力です)
すごく調子のいい日だと日中の吸引は数回(食事前後のみ)。
そんなカナタ率いる

わが家ですが、
今回のシーでは、
乗れるかどうか分からないけど、わが家が乗れるかもしれないライド系アトラクションで、
唯一のファストパス対象だったので、初めて使う公式アプリをさぐりさぐり操作して
ファストパスも取得しました

チケットないカナタの分はどうやって取るのだろう?!としばし悩みましたが、チケットない小さい子はファストパスも不要だそうです

そして、カナタがアトラクションに乗れるかどうか相談するためにも、まずは「ディスアビリティアクセスサービス」(略称:DAS)に登録せねば!と、張り切ってゲストリレーションへ。
ところが、
「ゲストリレーションでも登録できるけど、各アトラクションの前でも登録出来ますよ」
と案内されて終わる。
せっかく来たんだから、ここで登録してくれてもいいのに

、とちょっと思いつつも、たぶん、早く好きなアトラクションのところに行った方がスムーズってことだろうと解釈して、ミステリアスアイランドのエリアへ向かう。
海底2万マイルのアトラクションの前で、キャストさんに状況を説明して、
DASへの登録と
アトラクション利用出来そうかの相談開始
登録は、「息子とディズニー2019(1)今年はシー!」に書いたので省略しますが、手順が決まってるのですぐ終わりました。
それよりは、アトラクション個別の利用可能かの相談の方が時間がかかります
基本のルールを聞いて、乗れそうかどうかを相談するのだけど、
大事なのは非常時の対応が出来るかどうか!
例えば、この海底2万マイルは、
狭い乗り物だけど体を固定するバーとかもないから抱っこOKで、
夫がカナタを抱っこして、私が呼吸器を膝に乗せれば余裕で乗れそう
ベビーカーとそれに乗せてる貴重品じゃない荷物は置いて行って、いざというときの荷物だけ持ち込む。
と、
そう難しくなく行けそうな感じだったんだけど、
非常時には、
はしごを上って、乗り物上部の約60cm四方のハッチから出なければならない。
しかもそのハッチの蓋は(ぱっかんと180度開かず)斜めにしか開かないので、頭を下げてくぐり抜ける必要がある
とのこと
一気に難度高くなったー!
が、
まあ、わが家は大人2人に対して、ちっちゃいカナタ1人なので、
「息子は15分くらいは人工呼吸器を外すことができまして、非常時には一旦はずして、先に息子を連れて上がって、その後に呼吸器を持って上がります。抱っこひももあるし、大人の手も2人分ありますし、すべり台とか上ったこともあるんで大丈夫です
」
と回答しました。
その後、対応してくださっていたキャストさんの上司の方も来てくださって、
カナタの呼吸器の大きさが十分ハッチを通り抜けられるサイズであることなどを確認してもらった上で、
キャストの方は体を支える等の手助けをできない旨の説明を受け、
避難については自己責任でになることを確認してOKになりました
いろいろお手間をかけて申し訳なかったですが、無事にOKが出て、ファストパスのルートでいざアトラクションへ!

ファストパスじゃない人のルートには待機時間を楽しめるようないろんな物があって、カナタは「あっちの方が面白そうだぞ!
」と言わんばかりに指さしてました
この海底2万マイルはわりと暗めで結構動くアトラクションなので、少しカナタも怖かったのか、乗っている間、私や夫の手をずっと握ってたのがめっちゃ可愛かった
続いて、せっかくなのでファストパス対象のものは取得してみよう(←アプリを使いたかっただけ

)と、マーメイドラグーンシアターとマジックランプシアターへ。
どちらも車イス席があるので利用にはなんの問題もなく、5分〜20分後くらいの待ち時間でスムーズに入れました。

この2つはどちらも最後列に車イスの人用のスペースがあって、キャストさんに席まで誘導してもらえます。
カナタの呼吸器はベビーカーの下の荷台に載せてるのであまり目立たないのですが、画面がどうしても光ってしまうので、暗くなるシアター系では、最後列で助かりました

ちなみに、やっぱりカナタは3Dメガネを断固拒否したので、マジックランプシアターについてはちょっと画面の絵の輪郭が二重になっていたと思います

カナタ本人は気にせず楽しかったようなのでよかった

エレクトリックレールウェイ
シアター系を2連発で楽しんだ後は、お昼ご飯場所を探しつつ、アメリカンウォーターフロントのエリアへ移動。
その時に、ポートディスカバリーからエレクトリックレールウェイに乗りました!
いつDAS登録している旨を伝えればいいのかな?と思っている間に「最後に少し広いスペースに乗車していただくので、他の方の乗車中はそちらに避けていてください」と先に声をかけてもらいました
ちなみに、ポートディスカバリー・ステーションは歩いてそのままホームでしたが、アメリカンウォーターフロント・ステーションのホームは2階の高さにあったので、下車後はエレベーターで地上に降りました。
少し狭めのエレベーターだったので、ちょっと順番待ちする感じです。
トイストーリーマニア!
今回、「たぶん無理だろう」と思っていた中で、乗れたのがこれ!
実は、マジックランプシアターの後、
自分の車イスのままでも乗れるタイプのアトラクションである「ジャスミンのフライングカーペット」に行ってみたものの、
ベビーカーは安全面から不可で、アトラクション専用車イスに乗換えが必要と言われ、
カナタは普通の車イス(←座面と背もたれが90度で、ヘッドレストが無いやつ)には乗ったこともないし、
そもそも夫が「カナタが僕に似てたらああいうぐるぐる回るやつは酔うだろうから、乗れなくても惜しくない

」というスタンスなので、さくっと断念していたのです。
なので、
同じように自分の車イスのままでも乗れるというトイストーリーマニアでも、
きっとベビーカーは無理だろうなと思っていたのです

トイストーリーマニア!はファストパスももう発券終了していたので、とりあえず現地に行ってみたら、70分待ち。
意外と短い?
皆、ソアリンに並んで、トイストーリーマニアはちょっと空いてる??
と、ほんのり期待しつつ、キャストさんにDAS登録している旨を伝えて、相談開始。
ジャスミンのフライングカーペットと違って宙に浮かないせいか、こちらの方が車イスに関する規定が緩めで、なんと車イスがわりのベビーカーでもそのまま利用可!
車イスのままの乗車の場合、そのライドには車イスの人と付添い1人の、計2人まで。
家族3人で乗れないのを少し残念がってしまったら、
ベビーカーでなく抱っこでなら大人2人と幼児1人は一緒にのれるとも教えてもらえた。
ただ、結構激しく回転したり、がたんと来たりするアトラクションらしく、抱っこの場合は呼吸器はどうするのかを聞かれた。
足元に置くつもりだったけど、揺れが呼吸器に大丈夫かを心配されたので、今回はベビーカーのまま行くことに決定!

ちなみに、緊急時のこととして、車イスやベビーカーはライドに固定してあるためすぐには外せないので、先に本人だけ降りることができるかを確認されました。
わが家の場合は、本人は抱っこで、呼吸器もポータブルなのでベビーカーから取り出して降りることができると答えました
車イスのまま乗れる専用のライドは20分毎に1台だそうで、わが家は約1時間後の14:00の枠に合わせて戻ってくるようにいわれ、それまでは別の場所で待機。
車イス枠は20分毎なのだけど、実際には乗り降りに時間がかかって後ろに押すことも多いようで、わが家も15:50くらいには専用の乗り場に着いたけど、順番が来たのは5分遅れくらいだった。
車イス専用の乗り場は、皆が下りる場所のお向かい辺りに別路線であって、
準備ができたら、皆の乗り場の方へ移動して合流できるようになっていました

写真を撮って良いか聞いたら「良いですよ」と言われたので、撮ったのがこちら↓

最初(画像左上)に、
車イスの人だけキャストさんと先に乗り込み、タイヤのロックをかける & 福祉タクシーみたいなやつで後輪を固定 & 長いシートベルトを渡して本人を固定(←画像右下)。
次(画像右上)に、
ライドが90度回して進行方向に向けてから、キャストさんが席のとこに入って、前輪も固定。
最後(画像左下)に、
車イスの横の席に付添いが座る。& 安全バーを下ろす。
という手順なのですが、
カナタ視点では、
急に知らない人にベビーカー押されて知らない場所に入れられ

、
気がついたら親の声は聞こえるけど視界に居なくて

、
その上、大嫌いな抑制(シートベルト)までされそうに!

キャストさんにお手間をかけたことを謝り、
カナタに驚かせてしまったことを謝り、
すぐにママもパパも行くからちょっとだけ我慢してて、とカナタにお願いしてたら、
「
乗り物を回転させる時には一度下りていただかないといけないんですが、おかあさんに一緒に来て横に立ってていただきましょうか」と言っていただけました

そんなこんなで三度手間くらいかけて、10分がかりで乗り込んでやっと出発!
写真を見返すと、
もちろん、アトラクション専用の車イスは座るのがカナタには難しいので、抱っこで乗船です。
抱っこOKのアトラクションなのですが、船の縁が45cmくらいの高さなので、抱っこでそれを跨いで超える必要があります。
船は水の上のため、
ちょっと揺れるので注意は必要です

また、緊急時、船が止まった際には水の中を移動して避難することになるそうです。
ほとんどの場合、浅いところに船が止まるようになっているそうなのですが、本当に緊急の緊急の場合、深いところ(胸くらいのジェスチャーで示されました)に止まる可能性もあるそう
そのときに、高いところでカナタと呼吸器を抱えて移動出来るか確認されました。
今回私たちが乗るとき、最後列とその前の列の2列が空けられていて「どちらでもどうぞ」と言っていただけました。
船が後ろに少しすぼんでいるので、最後列は若干狭いのですが、なんとなく気楽さから最後列にしました

結果的に、私の膝の上だとカナタの腕の短さでも前の列に手が届いてしまうので、前の列の人にちょっかい出す恐れがあったかもしれないと思うと、最後列で正解でした

このアトラクションは、
カナタも穏やかに楽しめたし

、
フラッシュや液晶画面を使用しなければ写真OKだったのでアトラクション中の様子を写真にも残せたし、
乗って良かったです


が!
少しネタバレになってしまいますが、一カ所、霧状の水が降ってくるところがありまして

、
呼吸器濡れる?!と少しだけ焦りました

量も少なく時間も短いので気にするほどではなかったですが、
呼吸器のディスプレイの明るさを隠すのと、霧避けで、マップとかを少し広げて呼吸器に被せといても良いかもしれません
フォートレス・エクスプロレーション
これはちょっとお散歩しただけなので、一旦省略。
バリアフリー情報以外で、私の好きなとこがあったので、別記事でちらっと書くかも?
アリエルのプレイグラウンド
ブローフィッシュ・バルーンレース
ブローフィッシュ・バルーンレースは、こども向きのマーメイドラグーンのなかでも、「赤ちゃんも抱っこで乗れる」とネットに書かれていたので私は楽しみにしていました

そして予想通りに、
抱っこ&呼吸器を足元に置くので問題無くいけました

もう遅めの時間になっていたので、子ども向けのこのアトラクションはそんなに混んでなく、DASでの待ち時間も10分程度でした。
この間、周りに興味津々のカナタに立ち止まると怒られるので、アリエルのプレイグラウンドをさらっと通り抜けたのですが、いろんな座れるスペースで疲れた大人たちが休憩していました

順番が来て、スロープから入れる車イス用の出入り口のところで、「次の回のご案内になりますのでしばらくお待ちください」と言われ、
私がベビーカーからカナタを抱き上げたり、夫が呼吸器を持ったりして準備しました。
その時、善かれと思って、
「カナタ!次、あれ乗れるんだよー!

」とカナタに声をかけたら、
ベビーカーを指さし、「やー!」と声を上げて逃げようとするカナタを説得しながらの乗車に
