千葉県市原市をホームタウンとするボンズ市原
現在は関東サッカーリーグ(J1リーグから数えて5部リーグ相当)に所属している
将来のJリーグ加盟を目指すチームである
このボンズ市原
歴史は古く、古河電気工業千葉事業所サッカー部として1967年に創立
1976年には日本リーグ2部(Jリーグ創設以前のアマチュア全国リーグで現在のJ2相当に該当)に昇格も果たしている
ところで千葉県市原市といえば現在J2リーグに所属しているジェフユナイテッドを
思い浮かべる方も多いのではないだろうか?
Jリーグが開幕した1993年の初年度から参加しているジェフユナイテッドだが
市原市にある市原緑地運動公園臨海競技場(現在はネーミングライツでゼットエーオリプリスタジアムと呼ばれている)をホームスタジアムにしていた
2003年~2006年当時のジェフユナイテッド市原は
旧ユーゴスラビア代表監督や後の日本代表監督にも就任する
イビチャ・オシム監督の下
人もボールも動き、考えて走るサッカーなどと言われ
J1リーグ残留争いをしていたジェフユナイテッド市原を
Jリーグで優勝争いをし、ナビスコカップ優勝(現在のルヴァンカップ)をもたらし
強豪に育て上げた手腕が非常に高く評価されたていた
そんな当時好調のジェフユナイテッド市原だったが
市原緑地運動公園臨海競技場でのホームゲームは
観客動員5000人台を記録してしまうような試合もあった
オシム監督就任で観客動員数は多少増加したものの
それでも観客10000人を超えるような試合は殆ど無かったのである
しかも当時のジェフは現在のJ2リーグ所属ではなく
J1リーグ所属であったにもかかわらずである
2005年からは千葉市にフクダ電子アリーナという全席屋根つきの
球技専用スタジアムが完成し
2006年からはジェフのホームゲームは全て
フクダ電子アリーナに移行してしまったのである
チーム名もジェフユナイテッド市原から
ジェフユナイテッド市原・千葉となり
現在も市原市はジェフのホームタウンにはなっているものの
実質、千葉市のチームとなってしまった
その証拠に現在、殆どのサッカー関連の記事などではジェフユナイテッド千葉
またはジェフ千葉などの表記になってしまっている
(フクダ電子アリーナでのジェフ主催試合などでは市原・千葉という表記を用いているが・・・)
市原緑地運動公園臨海競技場、時代は
アクセスも悪く、東京方面からだと乗換えが必要で
最寄のJR内房線、五井駅から徒歩だと30~40分くらいは掛かっていた
それが新しいフクダ電子アリーナが完成したことで
JR京葉線の蘇我駅から徒歩10分くらいのところにスタジアムが完成し
観客動員も劇的に増加したのである
ジェフユナイテッドにとっては良いことが多かったのかもしれないが
Jリーグ初年度からホームタウンになっていた
市原市では一切試合が開催されなくなってしまった
1993年のJリーグ開幕前
アマチュアからプロリーグに移行するため
各参加チームはホームタウンを決める必要があり
ジェフユナイテッドは当初、千葉県習志野市をホームにする予定だったのだが
地元住民で反対をした方が居たそうで
ホームタウンが白紙撤回され路頭に迷ってしまったチームに
手を差し伸べたのが市原市だったのだ
そんな歴史がある市原市をホームタウンにしている
ボンズ市原のスポンサーは
地元のローカル鉄道、小湊鉄道など殆どが市原市に関係する人たちで運営されているそうだ
私は市原市民ではないので地元住民の感情は分からないところもあるが
やはりジェフには見捨てられたという思いを持っている方も
少なからず居るのではないだろうか?
今度は純粋な市原市や市原市民のためのクラブを作り
もう一度市原市からJリーグを
そんな思いがあるのではないだろうか?
(昨シーズンの2018年からは主催試合の一部を市原市だけでなく
となりの袖ヶ浦市でも行なっており関係は良好のようである)
2019シーズンは元ヴェルディや日本代表でコーチだった
フラビオ監督の下
オシム監督時代のジェフや大分トリニータで活躍した元日本代表の山岸智や
川崎フロンターレで活躍したレナチーニョなど
元Jリーガーが多数所属し
関東サッカーリーグを現在6戦全勝で首位と絶好調のようである
近い将来Jリーグに昇格し
ジェフとの千葉ダービーを市原緑地運動公園臨海競技場で開催し
ボンズが勝利し市原市民が熱狂する
そんな光景を見てみたいものである