本田技研工業フットボールクラブ
通称HondaFCはアマチュア最高峰リーグ、日本フットボールリーグ(JFL)に所属する静岡県浜松市を本拠地とする社会人サッカークラブである。
創設は1971年と50年以上の歴史があり
1993年、日本にプロサッカーのJリーグが開幕するまでは
日本の最高峰の日本リーグ1部に所属していた
日本の強豪クラブである。
1993年にプロリーグ(Jリーグ)開幕に伴い
日本の実業団チームは
プロ化に向けてチーム名から企業名を外し地域に密着する形で
クラブを法人化しプロサッカーチームと変わっていた。
以下当時の代表的な実業団チーム一覧
鹿島アントラーズ(住友金属)
浦和レッドダイヤモンズ(三菱)
ジェフユナイテッド市原(JR古河)
ヴェルディ川崎(読売)
横浜マリノス(日産)
横浜フリューゲルス(全日空)
清水エスパルス(※市民クラブが母体で実業団では無かった)
名古屋グランパスエイト(トヨタ)
ガンバ大阪(松下電器)
サンフレッチェ広島(マツダ)
ベルマーレ平塚(フジタ工業)
ジュビロ磐田(ヤマハ)
セレッソ大阪(ヤンマー)
柏レイソル(日立)
そんな中、本田技研工業はプロ化せず社会人チームとしてアマチュアのままプロ化はしなかった。
その為、プロを目指さない本田技研に所属していた
北澤豪がヴェルディ川崎へ
黒崎比差支(久志)や長谷川祥之、本田泰人などが
鹿島アントラーズへと移って行った。
一説によると本田技研工業の創業者、本田宗一郎が遺言で本業以外には手を出すな
という言葉を残していることも影響しているとかいないとか⋯
まだ日本にはプロ野球しか無かった時代
プロのサッカーリーグが成功するか分からない段階で
バブルの名残があった時代とは言え
多額の資金を出すことに二の足を踏んでも不思議では無かったのだろう。
しかし
その後1993年Jリーグが、開幕し空前のサッカーブーム
アマチュア時代には本田技研よりも格下だった
実業団チームも次々とプロ化をしていく流れとなった。
アビスパ福岡(中央防犯※藤枝市からの移転)
京都パープルサンガ(京都紫光クラブ)
ヴィッセル神戸(川崎製鉄※岡山からの移転)
コンサドーレ札幌(東芝※川崎市からの移転)
サガン鳥栖(PJM※1度解散している)
ベガルタ仙台(東北電力)
川崎フロンターレ(富士通)
そんな流れで
本田技研も1度1997年にはプロ化をし浜松FCという名前でJリーグを目指す方針に転換し
当時、Jリーグ準会員チームとなった事があるのだが
Jリーグ開幕から数年でブームも去り
また日本社会全体でバブル景気も弾け製造業も勢いが無くなり日本全体の、景気も落ち込んできたことや
浜松市や本田技研以外からのスポンサー支援が見込めなかった為
プロ化を断念
その後はアマチュアクラブとして今日まで活動し続けている。
そんなアマチュアクラブだか
プロ、アマチュアが参加するサッカーの大会
天皇杯では過去、何度もJリーグクラブを撃破し
普段所属しているアマチュアの最高峰リーグ、JFLでは
Jリーグを目指すクラブの前に立ちはだかる門番として
アマチュア最強のチームとして君臨している。
少し話は変わるが
日本の代表的なサッカークラブで
最多タイトルを獲得している
鹿島アントラーズのカシマスタジアム(ネーミングライツでメルカリスタジアム)や
最多観客動員を誇る、浦和レッズの埼玉スタジアム
2023、2024年Jリーグを連覇したヴィッセル神戸のノエビアスタジアム
ガンバ大阪のパナソニックスタジアム吹田
など
Jリーグクラブが所有しているスタジアムではなく
県や市が所有している
公共施設なのである。
要はJリーグのクラブは
ほとんどが県や市が所有しているスタジアムを借りている状態であるのだが
この本田技研のスタジアム
都田(みやこだ)サッカー場は本田技研が自前で所有する民設民営のスタジアムなのである。
(Jリーグでも自前のスタジアムを持っているのは長らく柏レイソルと親会社所有のジュビロ磐田のみで近年のFC今治とV・ファーレン長崎だけである)
メインスタンドコンコースの壁には
歴代の所属選手や監督が記載されたプレートが飾られており
北澤豪、黒崎久志、長谷川祥之、フロンターレや五輪代表の監督も勤めた関塚隆
初代鹿島アントラーズ監督の宮本征勝の名前などがあり
本当に歴史のあるクラブなんだということが良く分かる。
この話は少し前の話で
スタジアムに行ったのは2024シーズンの最終戦
日本全国60クラブ全てのスタジアムに現地まで足を運んだ経験はあるのだが
ここ都田サッカー場には行ったことがなかったので行ってみた。
新幹線で浜松駅に到着し
どうしようかな路線バスで行こうかなと考えていたが
ちょうど良い時刻の路線バスが、無かったのでタクシーに乗ってスタジアムを目指した。
都田サッカー場までお願いしますと、お伝えし
タクシーに揺られていたのだが
運転手さん、とてもサッカー好きのようで
最初は恐る恐るサッカーの事を聞いてくれて
最初はあたり障りのないサッカーの話をしていたのだが
なんかすごくサッカー好きのようなので
全国全てのJリーグのスタジアム現地まで観に行ったことあるんですけど
歴史と伝統のある都田サッカー場に行ったことが無いので
来てみましたー☺
と伝えたらそれはすごいとビックリしてくれて
Jリーグのこと日本代表のこと海外のサッカーの話とありとあらゆる話をしました。
30分ちょっとでしょうか
道中ずっとサッカーの話をして頂き楽しく会話ができ
無事にスタジアムに到着しました。
帰り道はどうしようかなと迷いつつ
念のためタクシー会社の電話番号をお聞きしお別れをしました。
歴史と伝統の都田サッカー場を堪能し
帰り道やっぱりタクシーでまた浜松駅まで帰ろうと思い
ハーフタイムにそのタクシー会社に連絡し
1時間後に都田サッカー場までお願いしますとお伝えし
後半終了
シーズン最終戦のためチームの挨拶を聞いて
迎えに来てくれたタクシーに乗車すると
なんと行きと同じドライバーさんでした😆
ドライバーさんもきっとまた同じ方ではないかなと思いましてと話していただき
なんとお弁当を買ってくれていて帰りの新幹線で食べてくださいと渡して頂きました。
帰りの道中もサッカーの話をずっとしまして
そのドライバーさんの学生時代の話もお聞きし
浜松駅到着したら名残惜しいですと話して頂き
ドライバーさんに
いやぁ〜今日みたいなこんなに楽しいことは無いです
仕事ですが仕事ととは思えないくらい
本当に楽しくて最高でした
その上運賃まで払って頂いてなんて言われて(そりゃ〜タクシーなんで当然お支払いはしますけどね😊)
お釣りはいりませーんとお伝えし運賃を払い下車しました。
これもサッカーの繋がり
縁もゆかりも無い土地で
たまたま乗り合わせたタクシー
サッカーからの人と人との繋がり
静岡はサッカーが盛んな土地なので
よりサッカーからの心の繋がりがある
楽しい旅でした。
あのタクシーのドライバーさん元気にしてるかな?
都田サッカー場の旅のお話でした。