而今 (にこん) | 日常の身のこなしが生き方を変える

日常の身のこなしが生き方を変える

特別なことでなくて日常の身心づかいを丁寧に生きる

最近、知った言葉ですが、

大好きな言葉になりました。

而今
“にこん”と読みます。
今、ここの一瞬の体験にこそ
モノゴトの真実が現れる。

過去は消えた、未来もない。
あるのは今この一瞬だけ。

「生き方」の問題などではなく、
事実そのものを言っている。

事実の正しい認識があってこそ、
生き方の指針も道徳も成り立つ。


仏教用語ということで、
仏教では過去も未来も
あまり問題にしないそう。

この今こそが問題とのこと。
賢善一夜経に
「過去を追うべからず、
未来を期待すべからず、
およそ過ぎ去ったものは
捨てられたものなり、
かつまた未来は至らず…
今日まさになさるべきことを
熱心に作せ、
誰が明日の死を知るべきや」
とあります。


今この一瞬を大切に
明るく
さわやかに
ハッピーで
生きること!

今日も、良い学びを
させていただきました。

「明日ありと思う心のあだ桜、
夜半に嵐の吹かぬものかは」
親鸞聖人

この桜も
今が見ごろ

感謝いたします。