今回は日本三大金運神社の一つと言われ、白山七社に入る古社の金劔宮(きんけんぐう)です
元々は“劔宮”や“劔神社”と呼ばれたこちらは、鎮座する地名の「鶴来」(つるぎ)の名の由来とされるほどの神社で、創建は崇神天皇三年、御祭神は瓊瓊杵尊とされます
能登地方は古代の出雲文化が早い時期から海岸線を経て伝わっており、ここは石川県内でも特に古くから文化が根付いた地として多くの話が残っています
神仏習合の頃には寺院があり七堂伽藍がそびえ多数の信徒を擁する場所だった、源義仲(木曽義仲)が倶利伽羅峠で平家を破ったのは金劔宮のおかげと馬などを寄進した、源頼朝に追われる源義経が奥州へ向かう際にこちらへ停泊して神楽を奉納したなど、多くの武将達も崇敬した神社です
近年では会社の経営者や取締役、財界の方などが全国から参拝に訪れるという「金運」神社としても知られます
境内社の乙剱社は特に金運の力が強いそうなのでしっかりお参りしたいですね
ちなみにこちらでお受けできる三種の神器の御守りと金運上昇御守りを同時に持つと高い御利益があるそうです
社殿の裏手にある林はウラジロガシが自生する貴重な場所で、石川県指定の天然記念物に指定されています
⚫︎社号標
それでは御朱印です