明治神宮の御祭神は明治天皇と皇后の昭憲皇太后で、創建は今年でちょうど百年目となります
創建の始まりは西暦1912年に明治天皇が崩御され、京都の伏見桃山陵に大葬されましたが、京を東京に移して初の天皇陛下のための神宮を建立したいと東京の人々から市民運動が起こりました
そして渋沢栄一などが有志委員会を発足、神宮建設を国会にて協議し、その間に1914年昭憲皇太后が崩御され、大正天皇の裁可を以て明治神宮を創建することが決まった事が始まりです
その神域として選ばれたのは江戸初めは肥後藩主である加藤家の別邸で、後に彦根藩主の井伊家下屋敷となっていた土地で、明治に政府が買い上げた御料地だった場所です
明治神宮に加藤清正が掘ったといわれる「清正井」があるのは元々ここが江戸の清正の別邸だったためです
そして造営には全国から多くの国民が労力を惜しまず自発的に参加、1920年の大正九年11月1日に鎮座祭が行われました
その後の戦争にて本殿が焼失しましたが、全国から集まった復興資金や寄付で再建・造営しています
この戦争で境内にあった代々木という地名の由来であるモミの巨木・「代々木」も焼失しています
境内の木々は日本各地のみならず台湾や朝鮮半島の木も計画的に植えられており、人工林が意図的に自然化していること、東京都心では通常見られない生物が生息していることなどから非常に貴重な場所となっています
⚫︎一の鳥居
⚫︎境内
⚫︎二の鳥居
⚫︎境内
⚫︎手水舎
⚫︎三の鳥居
⚫︎南神門
⚫︎社殿
⚫︎神楽殿
⚫︎隔雲亭
⚫︎南池
⚫︎菖蒲園
⚫︎四阿
⚫︎清正井の前
⚫︎清正井説明板
⚫︎一の鳥居前
⚫︎明治神宮御苑入口
⚫︎隔雲亭
それでは御朱印です
御朱印帳です
⚫︎明治神宮鎮座百年祭記念
せっかくの建国記念の日だからと昨日明治神宮に伺ったのですが、この日は紀元祭というのを到着して思い出しました
のんびり歩こうと思って行ったので少々戸惑いましたが、創建百年目の紀元祭が見れたのは運が良かったですね
平成から令和に変わる時は明治神宮の御朱印を受けたい人で最長11時間ほどのすごい行列ができたそうですが、昨日はそこまでかからなくて良かったです
御朱印のブーム化でコレクション目的の人が多くいる弊害ともいえますね
転売目的は本当に罰当たりな行為です