前回記事に引き続き、母の話です。
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短期記憶が弱くて、4つの数字も覚えるのが難しい母ですが
なんと、暗算は大の得意![](https://emoji.ameba.jp/img/user/ch/chisono200/1075.gif)
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8ケタの足し算も、すぐに正確な答えが出ます![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/031.png)
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…そう
4つの数字が覚えられなくても、8ケタの暗算ができるんです![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/042.png)
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いろいろ意味不明ですが、ちょっと詳しく考えてみたいと思います。
まず、そもそも
何で4つの数字が覚えられないのか![??](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/096.png)
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これは、ADHDの特性の一つでもある
ワーキングメモリの問題
と関係があると考えています。
ワーキングメモリについては、広島大学・湯澤教授の研究チームのホームページのホームページが参考になると思います。
ワーキングメモリはこちらの図のように
視空間性ワーキングメモリ(イメージ,絵,位置情報など)と言語性ワーキングメモリ(数,単語,文章など)、そして、それぞれを制御する中央実行系で構成されていると考えられているそうです。
言語的短期記憶は「音韻ループ」とも言われています。
心の中で音や声を思い浮かべているのは、言語的短期記憶で情報を処理している状態です。
母の場合、言語的短期記憶の容量がかなり小さいように感じます。
例えば、バンダルスリブガワンのような長い名前は、ほぼ絶対に覚えられませんし、
電話番号を聞き取る時もかなり苦戦するようです。
単語レベルだけではなく、人の話を理解する時にも、一度にたくさんの要素はインプットしにくいようです。
母の場合、3〜4個以上の要素は聞き漏らしていることが多いです。
そんな訳で母にとって、ランダムに言われた4つの数字を覚えるのは、
結構難しいことだったりします。
そんな母ですが、
視覚的短期記憶の容量は結構大きい
と思います。
というか、母は
ほとんどの場合、視覚的短期記憶によって、情報を処理している
と思います。
これは私も同じクセがあるんですが、
話を聞いている側から、イメージを膨らませていて、
人の話を言語性データとしてではなく、視覚的なデータとして処理してしまうんです。
だから、しっかりイメージ出来れば、すごく理解できるけれど、
全然イメージがわかないと、全く記憶に残らない。
相手が意図しないイメージを持ってしまうと、事実と違うことを思い込んでしまう。
ということがあります。
イメージでの情報処理が得意な母は
頭の中にソロバンがあって、
暗算をする時には頭の中でソロバンの目がパパパーと動く
のだそうです![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/048.png)
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ソロバン万歳![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
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そういう訳で、母の場合、
言語性のインプットをしようと思うと、
本当に困ることが多いのですが、
イメージでインプットする場合には、
ずば抜けて理解出来るし、処理能力も高いです。
イメージで考えがちな方、「耳」からの情報処理がちょっと苦手なお子さんは、
自分に合ったインプット方法、情報処理の方法を考えてみても良いかもしれません![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/048.png)
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5歳(年中)の発達障害の男の子との日常を日記・絵日記にしています(*^^*)
今受けている支援や診断については、こちらから↓
・3歳0ヶ月で発達検査を受けました
・3歳1ヶ月で境界域知能・自閉症スペクトラムと診断されました
・年少、短期療育に通いました
・4歳0ヶ月、発達検査(田中ビネーⅤ)を受けました
・4歳1ヶ月、高機能自閉症スペクトラムと診断されました
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