昨年閉じられたA教会で使用していた「リードオルガン」を献品していただいた。
リードオルガンは足踏みペダルで空気を送り込み、小さなリード(舌)で空気を振動させて音が出る仕組みだ。
明治の初期にキリスト教と共に教会に普及し、やがて学校や家庭に広まった。送られた空気をいくつもの舌が振動して心地よい音色が響き合う。
ペダルを足踏みして空気を送らないと音は鳴らない。
聖霊の風が吹き込まれた舌が、木の箱の共鳴箱を通して讃美の音を響かせる。
まるで教会のような楽器だ。
「電子オルガン」に替わり精密なリードオルガンはもう制作されていないのだとか。大切に使いたい。
私たちの教会の創立40周年の記念に、Sさんご夫妻が「リードオルガン」を献品してくださいました。
やむなく閉じられた教会で長年使われていたオルガンです。
ピアノとはまた違う素朴でやさしい音色に心が癒されます。
大教会ではパイプオルガンを置いている教会もありますが、小さな教会にふわしいオルガンです
明治の初期にプロテスタントのキリスト教が伝わった頃、このオルガンで奏でられた讃美歌はさぞ新鮮な響きだったのだろうなと思います。
「い~つくしみふか~き 友なるイエスは~」(讃美歌312番)
大正生まれだったなき父も知ってた讃美歌です。「唱歌でならった」と言っていました
「主をほめたたえよ。われらの神をほめうたうことはよいことである。
主は恵みふかい。さんびはふさわしいことである。」(詩篇147篇1節)
聖霊降臨日に合わせてやってきた
リードオルガン♪
これからたくさん讃美できますように