小2ムスコッティ 折り紙作品
水泡眼
初回カウンセリング
比較的早くカウンセリングに繋がった我が家。
現主治医の紹介もあり,通常よりも早く予約を入れてくださるという配慮があった。何と電話をしてから1週間後。
こういった医師の診察はなかなか予約が取れないのが普通。病院によっては初診予約が3-6ヶ月後というのも珍しくない。
主治医を今のままかえない(診療を希望していない)ことからすぐにカウンセリングを案内してくださったが,普通はそんな形で受けてはくれない。
形上,紹介先のクリニックの医師と簡単な面談(というか挨拶?)はしたけれど(保険診療で行うカウンセリングは診察とセットになっているので),その日のうちに直ぐカウンセリングが行えるようにしてくれた。
心理士とムスコッティ2人で45分
心理士から私へフィードバック15分
初回ケアが終わって個室から出てきたムスコッティは穏やかな表情
次ママ話してきていいよ
とソファに座ったので,ああ,心理士の先生との相性は良かったんだなと思った。
主治医やカウンセラーさんとの相性はとても大事。
心理士さんからはこの日のムスコッティの様子を聞いた後に
私から今のムスコッティの困りごとと,主に頼みたいこと(アンガーコントロール)をお願いした。
カウンセリングの内容
まずは自分の感情を知ること。
何故,そのような行動をとってしまうのか,振り返ること。
そうならない別の方法を模索すること。
ざっくり言えば,上記になる。
ムスコッティはとにかく言語化が苦手で,伝えるより先に自分でやろうとしたり,思わず手が出たりすることが多い。
そして,自分がやりたくないと思ったことはガンとしてやらない。ぜんっぜんやらない。就学前はここまでではなかったし気にしてこなかったが,最近これがあまりに強い。
あ,ムスコスもね。
まぁ,しょうがないか。
頑張ってみるか。
みたいな思考を持ち合わせていない。
自らを省みるってのがとことん苦手。
と,思っていたが,実際にカウンセリングを始めてみるとまず心理士さんに言われたのは
ご自身の状況だとか,自分のやったことを「よくないことだ」と理解していること,相手の気持ちを問うと答えられるところなど
導入はとてもスムースでした。
適切な行動も,自分がどうすべきだったかも答えられます。
ここができないお子さんも多い中,自分を俯瞰してみることができるので,とてもよくわかっているお子さんです。
と言われて
ええええ!??って。えええ,ほんと??って。
なるよね,なるなる。
じゃ何でこんなに暴れんの!?って。
でも似たようなこと,ムスコスの時にも心理士さんに言われたなぁとこれを思い出した。
正誤当否がわからす゛不適応行動をとっているわけではない。問題行動だけを注意叱責しても問題は解決しない。
わかってやってんのか,あれもこれも!
育て方間違った!って落ち込むレベルで親にも人にも迷惑かけてんだけど!
息子たち就学後の悩みがましてから,自分でもいろいろ勉強したし,関わり方も試行錯誤して
それでもうまく行かなくて落ち込む日々だったのだけど
ここは腹を括って気持ち新たに息子を理解するに努めようと決めた。
自分がイライラしているってのはわかっていて
常にイライラがあり続けるのが辛いと。
そうね,辛いよね。
例えばこれ
ムスコッティが書いた女の子の気持ちは
- いやなきもち
- ゆるさない
- やさしいけどとるのはひどい
何とかやれそうなのは
- みずをのむ
- こうさくをする
そして,切なくなったのはこれ。
彼のイライラは怒りなのだと思っていたのだけれど,実は 悲しい も強かったらしい。
悲しい気持ちは円グラフに収まらず,突き出ている。
実は悲しかったのだ,いつも。
理解されないこと。
うまくいかないこと。
上手に伝えられないこと。
なぜかいつも注意されること。
自分ばかり叱られること。
どれも爆発して荒れていたけれど
悲しかったのね。
こんな感じで,クラスメイトや兄弟に邪魔されない環境で自分自身を振り返る
という作業を重ねていった。