新年のご挨拶 | AZU:アストラゼネカ従業員労働組合のブログ~東京管理職ユニオン~

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ご挨拶遅れましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。

 

なによりも元旦より発生した令和6年能登半島地震により、亡くなられた方々にお悔みを申し上げ、被災された皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。

また、いまだに安否不明となっている方々について一刻も早く救出されます事を、そして被災された方々が一日も早く安全な生活をとりもどされる事をお祈りいたします。

 

新たな抱負や希望に思いをめぐらせて迎えた2024年でしたが、本来なら多くの日本国民が平穏に過ごす元旦に発生した能登半島地震、それに関連して起きてしまった羽田での航空機事故など、胸がしめつけられるような痛ましい報道が続いています。

改めて日々の生活に存在する様々なリスクを見つめなおして、今自分が出来る対策は何なのかを考えてしまいます。

 

さて、アストラゼネカ従業員労働組合(AZU)の今年の活動について少し書かせていただきます。

 

今年は『ベースアップ』についてこれまで以上に注力して取り組みたいと考えています。

2021年から続く大幅な物価上昇により、世の中の『ベースアップ』についての意識は大きく変化しています。

元旦の朝刊には、イオンでは2024年春闘についてパート従業員の時給を平均7%上げる方針であり、正社員についても昨年の4.85%を超えて7%に近い上げ幅を検討しているとの記事がありました。

経団連集計によると、昨年の大手企業賃上げ率は3.99%と高水準でした。それでも実際の物価上昇を反映させた実質賃金は、前年同月を19ヵ月連続で下回りつづけています。

 

一方でアストラゼネカにおける昨年の昇給率はというと、「“ベースアップ”を含んで5%以上の昇給」とした組合の要求に対して、会社は一切の譲歩をせずに「AZにはベースアップの概念がない」などと述べながら、消者物価指数上昇率すら大きく下回る昇給率を固持しています。

 

これでは流石に大幅な物価上昇による生活への打撃を痛いほど感じた社員も多かったのではないでしょうか。

大幅な物価上昇という生活上のリスクに対して、「物価上昇に見合った“ベースアップ”」の要求を行なうことは労働組合としてはマストであり、私たちAZUが2024年春闘において最優先で交渉を行なわなくてはならない要求事項であります。

 

また、自分の生活だけでなく、令和6年能登半島地震について私たちアストラゼネカ従業員労働組合として取り組める事は何かを考え、実際に行動に移していきたいと思います。

 

ぜひ、AZUの活動にご興味いただけた方は、お気軽にご連絡ください。