当労組は、去る10/26 18時30分~ 新宿のTKP会議室において、アストラゼネカ㈱の人事担当者らと団体交渉を実施しましたので、概要を報告致します。
なお、今後団体交渉の内容は可能な範囲でブログやホームページでなるべくリアルタイムでシェアしていきたいと考えております。
ぜひ、今後もご注目いただければと思います。
1. 評価制度および昇給率の決定根拠・フィードバックの改善
組合は、同等の評価や格付けでありながら昇給率に差が生じているケースを指摘し、昇給率決定
プロセスの明確な提示と面談内容に沿った正確なフィードバックを求めました。
これに対し会社側は、昇給率は業績評価に加え、市場基準点に対する給与水準(対MRP)や部署予算に応じた相対配分で決まると説明しましたが、なぜその昇給率になるのかまでの説明はありませんでした。しかし、評価内容は社内システム(Workday)で確認可能としつつも、評価コメントのばらつきやシステム周知不足の改善を進める方針を示しました。
昇給決定プロセスの透明化とフィードバック精度の向上については今後も交渉していきます。
2. 講演会における時間外労働の取り扱い
人事部が実施した上長へのアンケート結果が報告されました。多くのDMが準備時間が30分では
足りないと感じており、時間外活動の実態確認についても、DM自らが確認するとの回答が91%を占めました。
組合は、準備時間の見直しと時間外労働の請求における非統一性の是正を求めました。
会社側は、現行ルールに基づき時間外労働の請求が可能であることを再周知し、新たなルー
ルの検討を進める意向を表明しました。
3. CIS(業績改善プログラム)の不適切運用と事前通知ルール
組合は、不適切なCISの適用について、被害を受けた組合員への謝罪を求め、適切なCISの運用
を管理職へ再徹底することを強く求めました。
会社側は、不適切運用を行ったマネージャーの現状を報告し、組合員への謝罪については組合が改めて要望を上げた後に検討する意向を示しました。
4. 期中における計画値の無断変更問題
組合は、DMによる無断での期中計画変更が業務に混乱をもたらしたことを指摘し、会社の対応
を求めました。
会社側は、上司の行為について「不適切であった」と認め、組合からの要望書に対して対応することを了承しました。
総括
今回の団体交渉では、評価制度の透明化、時間外労働の適正な取り扱い、CISの適切な運用、計画値の無断変更問題について、会社側からも現状の課題を認めさせることができました。
組合としては、これらの問題に対する具体的な対応を引き続き求めていく所存です。
組合員の権利を守るために、今後も積極的に活動を続けてまいります。

