銀婚式なので今からおばさんが惚気ます-10代の頃- | 263'sCamp 薪ストーブと野旅

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薪ストーブとのんびり美味しいキャンプをしよう

「もう、いつ返されるかと思ってたわ~(≧▽≦)」

…と最近、母が263に言った。

あは…あはははははは…(;´∀`)

そう、093の実家では

あの娘はいつ返品されても驚かない

などと噂されていたことが、

25年を経て発覚(笑)

 

夏山なんて何が面白いの?と言う

雪山専科のゴリゴリ山屋の両親、

なのに!…と言うと山屋の皆さまに怒られますが、

若い頃のイメージなのでご容赦を。

料理から洋裁、刺繍、編み物に至るまで熟す母。

そんな両親の娘なのに、

幼少のみぎりからお手伝いはイヤイヤ

門限なんて端から無視

友達の家に泊まる~♪とか言いながら

実際は夜通しライブ(笑)

 

そりゃ心配はごもっともです・・・(;´∀`)

 

そんな娘が返品されることなく、

なんと銀婚式ですよ!母上~(≧▽≦)

 

夫婦関連の記事では

ネガティブな話題がwebでも盛り上がるけど、

「夫大好き」の記事があってもいいんじゃない?

表立って言わないけど、

そういう夫婦だって多いんじゃないかしら?

 

これからいい歳した

(それすら超えてるかもしれない)

おばちゃんの恋話が綴られます。

・・・つまんないしキモイかもしれないよ(笑)

 

そしてこの話は長い!

出逢いは093が18歳、

高校3年生の秋のことでした。

学校帰りに都合のいいバイトはないかな~?

で決めたのが、

某デパートのちびっこ向け屋上遊園地。

バイト初日に店長に連れられ、

屋外のチケット売り場へ。

「○○君と交代してもらうからね~」

 

ガチャッとチケットハウスの扉が開いて、

同じ制服姿に

男性には可愛い過ぎる帽子(制服)をかぶった

やたら背の高い人が出て来た。

 

秋の西日を眩しそうに顔をしかめて近づいてくる

その人が263だったのだ。

 

この時たぶん挨拶と自己紹介は

したんだろうけど覚えてない(笑)

その時に093の思考を支配していたのは、

「あー、私。この人と結婚するんだ」

と言う謎に満ちた確信だけ。

 

出会って2秒、093将来を確信する。

 

今考えれば、若さゆえの思い込みと

強烈な一目惚れだったんだろうなー(≧▽≦)

(秒でロックオンだぞ)

きっとそれから一緒に仕事をしたり、

話をしたりして「合わない」となれば

終わったんだろうけど263は違った。

ある意味、超ラッキーな女子高生の恋だね。

私は今でも

人生の運を18歳で使い切ったと思っている(笑)

 

263と言う人は

その見た目からは想像できないくらい

「親父ギャグ」連発する若者だった(;´∀`)

なんでそうなったかは、

義父上に会って判明する。

今でもそうだけど親子そっくり!(笑)

昔は携帯なんてなくて、

電話と言えば家の電話にかけるしかない時代。

093が「もしもし…」とかけると

義父上は必ず

「あー♪オレオレ26だけど~♪」

その後ろで

「オヤジー!<(`^´)>」と

263の声が聞こえるのがお約束(笑)

この義父上が「親父ギャグ王」だったのだ。

 

なんだろうね、

仕事の話でも他愛ない世間話でも

263はおいそれと同調しないところがあって、

いつでも違う角度から意見を繰り出してきた。

怒ると怖いらしいけど、

この30年余り

093は263が怒鳴ったりしたのを聞いたことが無い(笑)

 

総じて穏やかなこの年上男性をどう落とすか(←言い方!

18歳の女子高生が考える訳ですよ。

まずは、バイトのシフト。

こっそりチェックして263が休みの日は

自分も休みするのさ♪

「だってバイト行ってもつまんないもーん」と、

当時、どうどう友達にのたまってた…。

とにかく顔を合わせる回数を増やーす!

とにかく会話を続ける!

ボケツッコミ出来るようになったらまずはO.K!(≧▽≦)

・・・と、まあ、元気いっぱい恋してました。

 

ここまで来ると、

「自分から告ればいいじゃん」と

思うじゃないですかー。

そこはね、昭和生まれの女子高生なんですよ。

告白されたいの!(≧▽≦)!

さてさて、

そうは言っても簡単なことじゃありません。

263は基本的に照れ屋です( *´艸`)

こだわるくせに執着しない性格です。

押し過ぎは返って逆効果、

そんな彼には何とも思ってない風に

「いつも一緒」が効果的♪

シフト一緒、帰りも一緒、

なんならご飯一緒に食べてく?

駅まで送って♪

もうちょっと話してもいい?

どんどんつけ入る訳ですね~怖いよ女子高生(笑)

 

たぶんね、この頃には

「俺、好かれてる?」って263は解ってたんだと思う。

263が16歳から友達してる104君に当時相談したらしい、

「こういう女の子がいるんだけどどう思う?」って(笑)

「そりゃ、26のこと好きだろー。」

ちゃんと093を意識するきっかけはコレだったのである。

104君、ありがとうー!

 

なんやかんやと理由を付けて一緒に居ても

嫌がられてない。

「ドライブに連れってって(´▽`*)」

それが1990年の5月8日

MR2で颯爽と家にお迎えに来てくれた263は、

かっこよかったな~~。

(・・・今は?( *´艸`))

そして263に告白してもらうと言う元女高生の野望は、

約半年でまんまと叶う訳である。

 

先にお伝えした通り

こんな話がまだまだ続きます(≧▽≦)