望楼の注意書き
高知城の望楼には、廻縁と擬宝珠
高欄が付けられている。
漆塗の高欄(南東)
廻縁と高欄のあるのは高知城と
犬山城だけだが、格式の高い擬宝
珠がついているのは高知城だけ。
擬宝珠高欄と北方の高知市内:
創建時の天守には黒漆塗の高欄が取り付
けられていた。山内一豊が徳川家康に願
い出て許されたもの。
天守は、1727年(享保12)に焼失したが、
再建後も黒漆塗の高欄が取り付けられた。
犬山城の望楼にも上がったことが
あるが、廻縁は高知城よりも広く
四方を廻って眺めた。
南方の本丸広場と高知市内:
左上から黒鉄門、西多聞櫓、廊下門、
右下は本丸御殿の屋根
この高知城の廻縁は、かなり狭く
て高欄も低いので少々怖いほどで
四方を見渡す余裕がなかった。
本丸の南西。東多聞櫓と廊下門に続く
詰門。写真上方は二ノ丸跡。
東下の追手門(上方やや右)
とにかく、四方の城下町を眺めて
天守を下りた。
天守を下りてからは、廊下門を通
って二ノ丸跡へ。
二ノ丸跡へ抜ける廊下門
廊下門内部