”期待される人”が、
乗り越えなければならないこと
信頼に反する行いが、評判を汚します。
人の信頼には、応えていかなければなりません。
人は期待を裏切られると、ガックリきます。
たとえば、グルメ雑誌で絶賛されていたレストランへ行ったのに、期待していたほどおいしくなかった場合は、ガッカリするでしょう。
おそらく客観的には、そのレストランの料理は平均点以上の味だったのでしょうが、期待が高かった分、評価が低くなったのでしょう。
95点以上を期待している人は、90点では満足してくれません。
これは、人と人との信頼関係にも当てはまる法則です。
能力がある人ほど、周りから大きな期待を集めます。
期待が大きくなると、周囲は、期待する分、少々の活躍では満足できなくなってしまいます。
それに応えないと自分の評価を落とす事にもなります。
そこで期待に応えるために、二倍も三倍も努力する必要がでてきます。
人の期待に応えるというのは、並大抵のことではないのです。
中には、そのプレッシャーに負けてつぶれてしまう人もいます。
実業界でも芸能界でも、二代目の人に挫折する人が多いのは、そのためです。
でも、だからといって、期待されることを恐れないでください。
プレッシャーをバネに換えて、より高い所へと飛躍するのが真の成功者です。
大変ですが、そうした期待に応えるために頑張ることが、期待された人の使命です。
・・・・by 「いいこと」がいっぱい起こる
ブッダの言葉 植西 聡 著