「迷い」かあ、いつまでも
抜け出せない人
若くて力があるのに、
怠けてばかりいる人は、何も成し遂げることができません。
道を見い出すことが、できません。
「自分がどんな仕事に向いているかわからない」と悩む若者が、多いようです。
しかし、悩むばかりで「自分に向いた仕事」を探す努力を、ほとんどしていないに等しいのが実態です。
せいぜい就職情報誌をパラパラめくる程度です。
誰でも簡単に膨大な情報を手に入れられるこの情報化社会では、ともすると、インターネットや雑誌で その職種に関する情報を見ただけで、すべてを分かったような気になってしまいがちです。
でも、頭でわかったからといって、行動を起こさない人は、結局、何も成し遂げられないのです。自分の目で見て肌で感じてはじめて、得られるもの、生み出せるものがあるのです。
本気で探そうと思うなら、現場に行って自分の目で見る、そこで働いている人の話を聞く、アルバイトをして実際に手伝わせてもらうなど、やれることはいくらでもあります。
行動することを怠ける人は、一生、机の前に坐して、「自分の天職がわからない」と迷い続けるしかありません。
二十歳の人にとっても、五十歳の人にとっても、「今日」がこれからの人生で、一番若くエネルギーに溢れた日です。
「若さ」というエネルギーを、行動に注ぎ込めば、必ず道が開けます。
・・・・by 「いいこと」がいっぱい起こる
ブッダの言葉 植西 聡 著