ーー神奈子視点ーー

いきなり抱きしめられてる!?

シオンの顔がアーチャの胸に・・・シオン本人は一瞬呆けてたけどすぐ赤くなって青くなった・・・羞恥心で赤くなるならわかるが青く?何故だ?

私は少し周りを見渡してすぐに原因がわかった

シオンの背後に、いつから出てきたのかエルマが居た・・・周囲に黒いオーラのような物が見えるが錯覚だろう・・・その証拠にシオンは冷や汗を流しながして動かない

さて諏訪子とイリス・・・自分の胸とアーチャの胸を比べて落ち込むな 、地に手を当てて絶望的な表現までしなくていい

ーーーー

シオン「(動いたら殺される気がする・・・く、背中から異様な殺気を感じるけど怖くて振り向けない・・・)」

イリス「・・・く、デカイわ」

諏訪子「何?この敗北感?」

シオン「(デカイ?敗北感?それより俺を助けてくれ、見えない恐怖が・・・)」

アーチャ「そろそろ離さないと命が危ないかな・・・」

そう言うとアーチャはシオンを解放する

そして背後からの殺気は嘘のように消えた
シオン(エルマ)・神奈子・諏訪子は博麗神社に向かって魔法の森を移動中
ーーシオン視点ーー

俺のせいで大分出遅れたな・・・本当なら急ぐべきなんだが、神奈子達も本調子じゃないから歩いていくしかないか・・・

因みに文と椛には先に行ってもらっている

ん?

前方から二人が向かって来ている?

ーー神奈子視点ーー

一人はイリス・スカーレットか・・・隣で歩いてる女は誰だ?じっとシオンを凝視しながら向かっているが・・・知り合いだろうか?


イリス「ちょうど良かったわ」

シオン「どうかした?てかその人どちら様?」

知り合いじゃないのか?てかあの人ずっとシオンを見ているぞ?

イリス「え?知り合いじゃないの?」

ーーシオン視点ーー

イリスは知り合いだと思って連れて来たのか・・・
白髪の長髪に赤い服でミニスカート・・・顔は・・・可愛いが俺には身に覚えが・・・・・・ないんだよね~┐('~`;)┌
イリス「名前はアーチャらしいんだけど本当に知り合いじゃないの?」

シオン「・・・悪いけど知ら「シオンー!」」

アーチャと言う人の発言を初めて聞いた気がする・・・てか呼ばれた一瞬で目の前が真っ暗なんだけど何があった!?てか息苦しいしなんか柔らかい・・・
そして背後から殺気を感じるしwww
「私は・・・助かったの?」紫は緊張の糸が切れたらしくしりもちをついた

「何のために来た?」
懐は呼び止めた主に向かって言う
その目線の先にはカエルの髪飾りを着けた緑色の髪の少女だが、呼び止めたのはこの少女ではない
少女の名前は早苗と言う・・・守矢神社の巫女だった
早苗の影から顔に刺青がある男が現した
その男こそ懐を呼び止めた本人であり今回の異変を巻き起こしたアンリ・マユである

「それはコッチの台詞だって、アンタこそナンの為に来た?わざわざ『この世界』に?」
「特別何かあった訳じゃない・・・強いて言うなら今回も期待外れだっただけだ」

場は一触即発の空気に包まれている

「この人・・・何者なんですか?」
早苗がアンリに質問する。
早苗は闇に囚われても理性は残っているようだ

その質問を受けたアンリは三日月のように口を吊り上げ、とても愉快そうに答える

「クク・・・コイツはなぁ俺達をこの世界に招き入れたんだぜ『強制的』にな・・・あぁついでに言うなら八神シオンの上位存在・・・在りとあらゆる理から逸脱した存在だ」

「「「な?!」」」

その場に居た紫・霊夢・早苗は驚く

「ちっ」
懐は苦々しそうに舌打ちをする
「あ~あ・・・バレたけどどうする?消す?」
対照的にリリスは気にしていない様子、だが明るい口調で口封じまで提案している