栃木県で活動している「えんがお」の代表の濱野将行さんのブログで、下記の記事を読みました。
笑えない話で笑わせる人たちと、笑う人たち
ここでは、様々な事情や困難を抱えた人たちが集まって話し合い、
リストカットや虐待、自殺未遂やなどなど、決して笑えない体験を話して思いを共有し、
お互いに笑いあったりすることが書かれています。
共感しあえる当事者が思いのたけを話すということの良さは、そういうことなのだと思います。
不登校やひきこもりの親たちが集まって話す時も、そうなることが多いのです。
ピアカウンセリングとも言われますが、自分の経験や悩みを言葉に出して話し、
それを聞いた人が似たような経験を話し、「そうそう、私もおんなじ!」と共感し、
まず「自分だけがこんな辛い思いをしている」というような孤独感から解放され、
共感や安堵感も含めた笑いに変えると、なんだか心が整理されて軽くなる。
きっと、親の会や当事者の会に参加した人の多くは、そんな体験をされているのではないでしょうか。
自分の体験を笑い話にできるようになったら、もう悩みの達人の領域に入っているでしょう。
悩みや不安や焦りは、一人一人状況は違うけれど誰でもが抱えていること。
それを笑いに変えることができたら、困った状況が少しだけ変化することでしょう。
未来の会に初めて参加する人は、ほとんど例外なく緊張して表情も硬いものです。
何をどりくらい話したらいいんだろうと迷いながら、少しずつわが子や自分の状況を話していたら
必ず誰かが「そうだよね、心配だよね」とか、「私もそうだったよ」と相槌をうってくれて、
それに引っ張られるように思いのたけを話しているうちに、こらえていたものがあふれ出して涙が出たりもします。
でも不思議なことに、そんな時間が続いた後には、誰もが表情が明るくなってきて、
それこそ笑えない話で笑い合ったりもしてしまう。
私は世話人をしていた頃、何度もそんな様子を見てきました。
そして、悩みは抱え込まないで共感できる人と話すことが大切なのだと確信するようになりました。
もしも、お子さんの学校への行きしぶりや不登校で悶々と悩んでいらっしゃる人がいたら、
ぜひお近くのや親の会にご参加くださいね。