![{BBD69BDD-F7C8-422C-8B2C-F9D5850180E0:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20150318/22/25539ban/6f/ba/j/o0480063913248827536.jpg?caw=800)
内容紹介(BOOKデータベースより)
兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは…。
4、5年前に一度読んでいるので再読です。私的初の伊坂作品。
全体的内容は覚えていたけど、部分的には結構忘れてた!
お父さんが病気だったこととかお母さんが亡くなってたこととか。
ストーカーの存在も忘れてたわ。
泉水と春の両親がかっこいい‼️こんなかっこいい人達だったっけ⁈
お父さんの「楽しそうに生きていればな、地球の重力なんてなくなる」というセリフが印象的だった。
内容は重いけれど登場人物の性格や文章の雰囲気は明るくてサラッとしてる。実際突き詰めて行くと重い話ではあるけど、意外と読後感は爽やかだった。カタルシスってやつかな?
一番の驚きは「ジョーダンバット」が出てきたこと!(今更?とか言わないでね)
この本だったのか!
A.B.C-Z戸塚祥太くんが雑誌「ダ・ヴィンチ」で好評連載中のエッセイ「ジョーダンバットが鳴っている」の題名の元となった言葉ですね。
「ジョーダンバット」って春の怒りの象徴のように感じるんですよね。
どうして戸塚くんがこの題名にしたのか…とっても興味がある。
更にまさかオーデュボンのカカシの話が出るとは!
やはり伊坂幸太郎さんの作品は書かれた順に読んだ方が楽しめますね。(今更だけどね)