悲しい内容になりますので
閲覧は自己責任でお願いします。






前回までのお話下矢印







診察室で、先生からの話を聞きました。





先生からまず、




・エコーについて

・エコーの重要性




そのようなことの説明を受けました。







とっても丁寧な先生で、

エコーってなんとなくこんなものかな

程度にしか考えてなかったですが

その説明を受けることにより

エコーはとても重要だと思いました。






その後、胎児の絵を交えて

エコーの結果を説明されました。







Q.赤ちゃんにどのような変化が見られたか





① 赤ちゃん自身は元気にしているが

羊水が非常に少なくほとんどない状態である。


② 両側の腎臓は肥大。内部に嚢胞性の構造を伴い、腎実質構造になっていないように見える。


③ 膀胱内に尿の貯蓄がほとんど認められない。


④ その他の臓器には明らかな異常はないように思われる。





このような説明でした。





やっぱり、腎臓だったんだ、、

心臓とか脳とかめっちゃ見てたのは

わかったけど、、

素人からはどこが腎臓か分からなかったです。





先生からは、もう腎臓は役目を

全うできず小さくなり始めているという

説明もされました。





診断結果、多嚢胞性異形成腎。



ということでした。





腎臓に問題があるため、尿が生産されない。

そうすると羊水が作られなくなる。



羊水が作られないと肺が成長しない。

そのため、出生時に重度の呼吸困難を来たす。




そのような説明でした。




また、羊水が少ないことに起因する

弊害や病態をポッター症候群と言い、

いずれそうなっていくだろうとのことでした。




今は、胎盤があるから

胎盤が透析の機能を果たしている

とイメージしてくれていいとのこと。

そのため、心臓が止まることもないが

外に出ると生きられない。





じゃあ、私にできることは

何かありますかと聞くと、



人工の羊水を入れることも可能。

これはポッター症候群の回避や

エコーの精度を向上することができる。




ただ羊水の隙間に注射針で注入しないと

いけないため羊水ゼロの私はかなり難しい。



臍の緒に注射針が刺さってしまうことも

可能性としてはあり得る。



人工羊水を入れたところで

腎疾患は治らない。



あと、エコーだけではなく

胎児MRIをとり、腎臓の異常を再確認

することもできるという説明だった。





中絶する方が大半ということだった。



最後に先生に、中絶後、病理解剖に出して

病気の確定診断をすることができると

説明してくださいました。



それは、悪いイメージではなく、

最後の赤ちゃんからのメッセージ

として受け取ってもらえたらいいと思う。

と言われました。





今日は旦那もいないため、

夫婦でしっかり話しあい、今後について

週明け連絡して欲しいと言われた。




結果を聞いてる間、冷静に

話を聞けていたと思います。




母の方が号泣しておりました泣き笑い





受診までの1週間、

そんなことにはなってほしくないと

思いながらも、ずっと頭の片隅に

もし、、だめだったら、、

という気持ちがあったから

冷静に聞くことができていたのかもしれません。




地獄の1週間でしたが

しっかり自分の気持ちと向き合って

最悪なことまで考えることが

できていたのが、精神的には

よかったのかなと思います。




とりあえず、先生の話を聞いて



自分にできることが少なすぎる。

人工羊水だって、胎児MRIだって

やったって治らない、、



それが一番辛かったです。

何か自分でしてあげられることがあれば、、

と、ずっと心の中で思ってました。





長くなりましたので

また次回へ。





妊活中お世話になったものたち下矢印