【農業承継物語⑦ ~故郷への恩送り~】キウイフルーツの一次剪定 | 2525nouentamuraのブログ

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農家5代目、3人兄妹末娘ゆかりの農業承継奮闘日記

おはようございます!

 

 農業×運動×心理学で「心と身体に栄養を✨」ニコニコ飛び出すハート

 

【にこにこ農園ニコニコたむら】のゆかりです。

 

2023年も残り3日となりましたね!

 

さて今年最後のブログは

キウイフルーツ🥝の剪定した枝を

チップにする作業(枝を細かくする作業)の様子をレポートします!

 

今年最後のブログなのに

マニアック過ぎない?と思った

そこのあなたニヤリ

 

そうですよね、

ちょっとマニアックな内容ですよね口笛

 

でも知って欲しいっ。

農家さん(←にこにこ農園だけではなく)の

知られざる地道な作業を~ウインク

 

写真多めに配置するので

斜め読み↘️でも良いので

ご覧ください~🙇

 

そもそも剪定は何のためにやるのか?

です。

大きくは3つ。

 

①樹勢の維持・強化(木の勢いを保つ)

②良質な枝の配置(果実が成る枝を確保する)

③空間の改善(日当たり・風通しをよくする)

 

ですね😌

 

剪定は大きく分けて冬と夏、2回行います。
冬季剪定はキウイフルーツ🥝の休眠期、

12月~1月の2ヶ月間で行っています。

 

12月に荒剪定(一次剪定)を行い

1月に本剪定(二次剪定・枝の誘引)を行うんです✂️チョキチョキ

 

つまり冬季剪定に2ヶ月掛かります。

 

この剪定した枝。

なかなかの量なのです💦 

⇩⇩⇩

 

この枝を集め💪

機械でチップにします物申す気合いだー!

⇩⇩⇩

 
そしてチップを畑全体に撒きます。
⇩⇩⇩
 
この作業、体力的な意味合いで
とっても大変なのですが驚き
 
チップはやがて肥料になり
さらにこの冬の寒さをしのぐ保温効果もあり
一石二鳥なのです🐦🐦
 
今年実を付け、いらなくなった枝や
これまで沢山の枝や実を支えてくれていた
大きな幹を切ってチップにする時には
 
心からの『ありがとう✨』の気持ちでいっぱいになるんですね。
 
今度は次の子(キウイ)たちの栄養になって
戻ってきてね飛び出すハート
 
とチップを蒔きながら話し掛けてます。
 
そう!
量子力学の視点から考えても
命は循環しているのです✨ 
 
さてさて、この作業。
平坦な畑であれば
それほど大変ではないのですが、、、
山を切り拓いた土地なので
傾斜がキツイ💦
 
私にとっては仕事しながら
筋トレできる最高の時間なのですが💪
両親にとっては年齢を重ねる毎に
大変な作業になってきています。
 
半径50メートル範囲の畑を
登ったり下りたり🚶‍♀
 
携帯の歩数計を見てみると
正味4時間の作業で15,000歩超えあし
⇩⇩⇩
 
サラリーマン時代💼
退職のご挨拶で東京23区内の企業を
1日に5社回っても12,000歩程。 
(☝分かりずらい??)
 
なかなかの運動量です🚶‍♀テクテク
 
でも、思うんですね。
この山を切り拓いたご先祖様は
もっともっと大変で
地道な作業をしていたんだろうなって。
 
そんな方たちの
汗と涙の結晶が今のキウイ畑になっています飛び出すハート
 
『命の循環』と先にお話ししましたが
畑に出ると
それを感じずにはいられません。
 
田村家本家から分家して一代目の
林蔵おじいさん、武良(むら)おばあさん。
 
写真でしか顔を見たことはないですが
心の中に存在を感じています愛飛び出すハート
 
そんな心温まる1年を過ごせたことは
支えてくださっている皆さんのお蔭様です🙇
 
私の命を繋いでくれた幾多の命に
心から感謝して2023年を終え 
2024年を迎えたいと思いますニコニコ
 
それでは最後に~ 
キウイフルーツ🥝で下仁田町を元気にします!
 
来年もどうぞ宜しくお願いいたします🙇
 
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございましたおねがい