箱根の大涌谷に行く・噴煙の立ち上る活火山・硫黄臭い・大爆発は起こすか? | 西村治彦の日記

西村治彦の日記

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 この日は、富士山を南下して、神奈川県下足柄郡にある「箱根町」に向かいました。「箱根」には名所がたくさんあります。そのうち、「大涌谷(おおわくだに)」に出掛けることになりました。「大涌谷」は現在でも 噴煙を上げている「活火山」です。そんな「活火山」を目の前に見ることが出来ます。

 神奈川県下足柄郡箱根町にある「芦ノ湖」に向かいます。芦ノ湖河畔から、「大涌谷」行のロープウェイが出ています。これに乗って、「大涌谷」に向かいます。

「大涌谷(おおわくだに)」は、活火山です。今でも 噴煙を上げています。過去には、毒ガス(硫化水素)を吸って 亡くなった方がいます。つい、数年前まで、噴火と毒ガスで、「大涌谷」には、入れなかったことがあります。現在は、大丈夫になったようで、「ケーブルカー」が通っています。

 私と新人たちは、「ケーブルカー」に乗りました。やがて、「大涌谷」が見えて参りました。大きな噴火跡が開いています。長い間に「噴火口」が移動し、あちこちが「硫黄」で黄色いです。「大涌谷」の山頂は「冠ヶ岳」です。「冠ヶ岳」が聳えているので、「大涌谷」は恰好が良いです。噴火口ギリギリまで、店が建っています。ここでは「温泉卵」を作って売っています。「温泉卵」を食べると 寿命が7年延びると言われ、大変な人気です。

 「ロープウェイ」が山頂駅に着きました。私と同行の計12名が、「大涌谷」展望台に出ます。少々、硫黄臭いです。ここは火山です。

 皆で 記念撮影をして、それぞれが、あちこちに散らばります。付き添いの

人は、さっそく「温泉卵」を買いに、向こうの方へ出掛けました。「大丈夫かな?」こんな時に突然大噴火を起こしたら、一巻の終わりです。過去には、毒ガスの「硫化水素」を吸って即死した人がいます。「硫化水素」は無色無臭なので、超危険です。吸うと即死します。

 私は大学を卒業して、「非鉄金属精錬会社」に就職しました。ロータリーキルンで、鉱石を溶かしている時、「硫化水素」が出て、2名、即死しました。それで、私は、「硫化水素」の怖さを知っているのです。

 硫黄臭いし、長居をすると、危険を感じます。こうして、皆を集合させて、「大涌谷」を出たのでした。下は、「芦ノ湖」です。「芦ノ湖」に少々寄って、これから、千葉事務所に帰ります。三日間の有意義な「新人歓迎旅行」でした。皆の絆が深くなります。「お疲れ様でした!」

 

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