木下貝層・千葉県印西市木下・国の天然記念物に指定された自然貝層です・山にある貝殻 | 西村治彦の日記

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 この日は、千葉県印西市木下字平台799-1周辺にある「木下(きおろし)貝層」を見学に出掛けました。同行は、まっちゃんです。「木下貝層」は、国の天然記念物に指定された自然貝層です。行ってみると、丘の斜面は、「貝殻」が堆積しています。厚い所では、約300メートル程度の厚さがあるそうです。下総層群に含まれる7つの層(累層)は海面上昇時に形成される海成層と下降時に形成される陸成層に分けられ、このうち「木下層」は、現代から約13万年前の最終間氷期時代の海進(下末吉海進)により、関東一円が古東京湾と呼ばれる広大な内湾に覆われていた時に堆積した砂層であるそうです。

 あまりに歴史が古いので、想像が出来ません。

下総台地の土壌を成す下総層群の最上部の地層である木下層(きおろしそう)に含まれる地層であり、同地層の模式地となっています。指定地内の地層の露頭の下部にはカシパンウニなどのウニ類の化石が、上部にはバカガイを中心とする貝類の化石が露出しており、その種数は100以上にも及びます。地層内では、石灰質物質を含む地下水が化石内の空隙に流れ込むうちに形成された方解石も見られるそうです。ここで産出される貝化石岩の一部は化学的な要因により硬く固まっているのが特徴であり、かつては古墳の石室や石垣などに使われる石材の産地にもなりました。

 今回、「木下層」を見学に行って、崖の表面に「貝層」が見られました。自然のなした歴史は、物凄く、この付近の「地下」は、「貝殻」だらけです。「貝」も生活をして、やがて死滅する。その貝殻が、そのまま堆積して、厚い「貝層」を作り上げます。

 まっちゃんは、「木下貝層」を見て「凄い!」と叫び声を上げました。今は、海から遠く離れて、山の上にあります。「海」が地球の変動により、「山」「丘」になっています。「山」に「貝殻」が堆積しているとは、信じられません。

 超長い間の「地球の変動」を見たのでありました。我々の生きている「100年以内」の変動など、ほんの一部です。現在でも「地球」は変動して、生きていることを、しみじみと感じたのであります。

 いずれ「大地震」はやって来ると思いますね。

 

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