加波山にある加波山神社・加波山神社がたくさんある・銀子さんは、カバが好きみたい！

　この日は、茨城県桜川市と石岡市にかかる「筑波山系」にある「加波山」に出掛けました。

「加波山」には、「加波山神社」があります。昔から「天狗の山」としても知られており、三角点のある標高709mの山頂には「加波山神社本宮の本殿」が鎮座しています。「加波山」は、筑波山や足尾山と並んで古来より山岳信仰の対象となっており、霊場である山中には社や祠が数多く点在し、737の神々が祀られています。

私は「加波山神社」に出掛けました。同行は「銀子さん」です。銀子さんは、先ほどから「カバさん！カバさん！」と言って喜んでいます。何だか「加波山周辺」には、たくさんの「加波山神社」がありました。本来の「加波山神社」は、「加波山の山頂」にあります。登って行くのは大変です。それで、「加波山の麓」に「加波山の関連神社」を作って来たのです。「いや～！」分からなくなりました。私が行ったのは、「加波山神社本宮」と書かれていました。調べると「加波山神社本宮」は「加波山の山頂」にあります。登るのは大変だから、加波山の山麓に「加波山神社本宮」をもう一つ作ったようです。この下にある「加波山神社本宮」の５０Ｍほど上にも「加波山神社」がありました。どちらが本当なのだか分からないので、歩いてきた「土地の古老の女性」に尋ねました。そうしたら、「下の神社は大塚さん！」「上の神社は鈴木さん！」と教えてくれました。地元では、読み方が似ているので「神主の本名」で読んでいることが分かりました。「上の神社」では「似ている名称の加波山神社がありますが、騙されないように注意下さい」旨書かれていました。「加波山周辺」では、７３７もの神々が「加波山」には鎮座していて、混乱するのは当然だと思いました。

加波山（かばさん）は、茨城県桜川市と同石岡市との境に位置する標高709mの山です。筑波連山の中では、877mの筑波山に次いで標高が高いです。古くは、神母山、神場山、神庭山などともいわれていました。

私と銀子さんは、まず、下に鎮座する「加波山神社」に詣でました。「大塚さん」です。「境内」は広いです。

次に、ここから５０Ｍほど上にある「加波山神社」に向かいました。こちらは「鈴木さん」です。この「加波山神社」はきらびやかでした。原色を使った拝殿です。境内は下の「加波山神社」より狭いです。もう一度、この「上の加波山神社」で参拝です。私は下の加波山神社で参拝したことと同じことを願いました。銀子さんは、「金（かね）と健康です！」と申しました。不思議な神社です。この上の加波山神社の左隣に、もう一つ「加波山神社」がありました。全部の「加波山神社」を廻ったら、相当数あるようです。さすが「神の山」です。