人間ドック、痛みや辛さを乗り越える考え方 | 西村治彦の日記

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日々の出来事を書いています。

人間ドックにて、痛みや辛さを乗り越える考え方

私は毎年 一回健康チェックのために人間ドックに参ります。現在は、東京の有明にある大きな病院で検診を受けています。
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 いつも 私は 失敗やら人から見ると 恥ずかしいことを やらかします。

今回 病院の人間ドック用病棟に入る前に 待合所のトイレに入って 済ましました。さて ドックの受付で「尿検査」です。コップを渡されました。「エー!今してきたばかりです。出ません」。そういうことで しばらくしてから 尿をコップに採ることにしました。

 優しい、美しい看護婦さんが「はい、では 検査服に着替えて下さいね」と言って 着替えを渡されました。「更衣室はこちらです」。

 私は 更衣室に入り 服を脱ぎ 渡された検査服に着替えました。ロッカーの鍵を掛けて 手首に鍵をはめて、看護婦さんのところへ行きました。「着替えました」。

 「さきほど 渡した青い検査進行用の紙はどうしましたか?」「エー! 貰ったかな? ロッカーに戻って 探してきます」

 私は ロッカーに戻って 青い紙を探しましたが どこにも 見当たりません。背広のポケット、ズボンのポケット、ロッカーの中は くまなく探しましたが ありませんでした。

 私は 戻って 看護婦さんにいいました。「青い紙はありませんでした。貰った記憶がないのですが・・・・」

 「それでは 一緒に探しましょうね」。 まるで 幼稚園の先生と生徒です。どういう訳か 応援に もう一人の看護婦さんが着いて来ました。3人で 探し始めました。一人の看護婦さんが 丸椅子を持ってきて その上に乗り ロッカーの上を 見渡し始めました。

 「ありました!」ですって。「ロッカーの上にありますよ」。

 先ほど 私が ロッカーの上を 手で まさぐった時には 何もなかったのに。

 「エ!」 言われたので、私は ロッカーの上を 手を動かして 青い紙を 探しました。最初はありませんでした。「もっと 奥の左側です」

 奥の左側を手でまさぐったら、ありました、ありました。薄い紙を触りました。紙を 引っ張りだして みたら「青い用紙」でした。

 「あった!」私は喜びました。「あった!あった!」 その瞬間 3人は 大笑いをしました。「ワハハハハ!ワハハハハ!」
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 「さあ 行きましょう。すぐ血圧を測りましょう」。私は 看護婦さんに言われるまま 機械に腕を差し込みました。一緒に紙を探してくれた看護婦が 血圧測定器のスイッチを入れました。「グン、グン、グン」 腕を締め付けます。何だか 痛いです。

 「高血圧!」「ずいぶん高いですね!」「165~97です」

 私は 普段 そんなに高くはありません。おかしいです。

そう言えば 思い出しました。この病院では いつも血圧が高くなるのです。看護婦さんが 美し過ぎます。
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着ている看護服が 今年は白でしたが 昨年は 確かピンクでした。しかも 薄いです。血圧を測ってくれる美しい看護婦さんが 前かがみになると 美しいラインのお尻に くっきりと パンティのラインが 稜線を描くのです。
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前を見ると 覗きこんでもいないのに 胸が 開かれているのです。もうダメです。

 「高血圧!」。去年も言われました。「ハハァ、これが 白衣高血圧と言うのだな・・・・」

今年も「白衣高血圧」でした。測る前に「青い紙」を 一緒に探して貰い 見つけてもらって 大笑いをした。

 これが いけなかった。楽しく 大笑いをすると しばらく 血圧が かなり上がることが 分かりました。

血圧が上がっても そう 心配はありません。私は ベルトコンベアーの上で 走りながら 血圧測定をしたことがあります。しばらく 激しく 走りながら 測定すると、血圧は 300くらいまで 上がるのです。でも 血管は切れません。血管が もろくなっていると 切れるのでしょう。そうなると 脳溢血です。

 実験からも 分かるように 普段 運動をして 一時的に 血圧を高め、血管を収縮させて 揉み解(ほぐ)し、丈夫にしておく必要があるのです。「運動をして体を丈夫にしよう!」と言うキャンペーンは こんなところにもあったのです。

 今度は 胃カメラです。優しい美しい女医さんが カメラを胃に 突っ込んでいる間中、別の美しい看護婦さんが 背中を 気持ちよく擦ってくれるので、 私は 胃カメラは 大好きです。

「辛さや痛さを 喜びに変える」と言うテーマを掲げて 私は挑戦しました。

昔、腎臓に石が詰り 片方の腎臓が ダメになりかけたことが ありました。石が 硬くて 超音波で砕くことが 出来なくなってしまいました。もう一つの腎臓が ダメになったら 私の人生は 終わりです。尿道からカテーテルを挿入し 石を割る手術をすることになりました。

 いよいよ 手術です。ここでも 美しい看護婦さんが 登場します。やはり 二人の看護婦さんです。美しかった!

 人は ①攻めて喜ぶタイプ ②攻められて喜ぶタイプ ③攻めても、攻められても喜ぶタイプ=両刀使い

 さて 貴方は どのタイプでしょうか? 私は ③でした。この手術の場合は ②に徹する必要があるのです。徹してみました。

 これが 楽しいのです。「苦しみを 喜びに変える」。 哲学ですね。

先生に 尿道から 太目のカテーテルを挿入され、二人の美しい看護婦さんに 両手を握られて、下半身は麻酔を掛けられています。痛くなどありません。擦られている感じです。攻められている感覚です。

よく 雑誌などにある何とかプレーと言うものがありますが、手術中は その遊びに徹すれば 良いのです。
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 あれ以来 私は「死の苦しみ」を「死の喜び」に変えるコツを会得しました。「死」は怖くなくなりました。死ぬ時は 喜びに溢れて 死んで行こうと 考えるに至りました。

 そんな訳で「胃カメラ」」を 楽しむようになりました。看護婦さんが「ずいぶん 胃カメラに強いですね!」と言ったので「私は 攻められて 喜ぶタイプなのです」と言ったら そこにいた看護婦さん二人が 口をペリカンのように広げて「ワハハハハ!ワハハハハ!」と 大笑いしておりました。

 一緒に行った女房が「遠くからも あんたの言っていたこと 聞こえたわよ。また馬鹿なこと言っている、と思ったよ。恥ずかしいから病院で 大声で 馬鹿なこと言わないでよ!」と 家に帰って 叱られました。
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