チョップダイゴな日々 -32ページ目

チョップダイゴな日々

ダラダラ遊んだり、シャカリキ遊んだりの自己チューブログでやんす。
チョップスティックの話やら、ちょこっと旅に出てたトキの話もちょこちょこっと書いたりしておりもす。
ヨロシクでがんす。

歯を磨いて泳ぐ。

タバコを吸いながら作戦会議。



「チラシでも配りに行こうか、せっかく作ったんだし。」

「台北の方が稼げるんじゃない?いろんな人も居そうで楽しそうだし。」

「週末だから、今夜は人いっぱい来るかもよ。」

「じゃあ明日、台北行ってみようか?」

「そうすっかー、今日はもうちょっと泳ぎたいし。」

みたいな会話をしながらボーっとしている時に、二人とも気付いた。

移動するのは、今。
すぐだ。

「雨の匂いがする。」

バスで台中まで行って、台北行きの電車に乗る。

台北に着いた俺達は、ギターケースにギターと、ジャグリングセットやファイヤーショーセットを入れ、それ以外の荷物を駅のコインロッカーに突っ込んだ。

そしてパンパンになったギターケースを担いで、若者たちに何処で遊んでいるのか尋ねて廻った。

どうやら人気スポットは[西門]と[淡水]。

平日は西門で、週末は淡水で、ギターを弾いたりファイヤーショーをして働く。
ってか、遊ぶ。

ファイヤーショーはかなり稼げたし、ギターを弾いて歌うのは超スター気分で、女子高生たちにチヤホヤされた俺たちは、すっかりアイドル気取りで、一緒に写真を撮ったり、通学カバンにサインを書いたり。


そんなスター二人は、たまに知り合った人達の家に泊まらせてもらったり、たまに空き家を見つけて忍び込み、こっそり我が家にしたりしていたけれど、基本的には台北駅で、女子高生にもらったアンパンマン風キャラクターの小さなビーチボールみたいなんを枕代わりにして眠り、早朝、駅構内のアナウンスで起こされ、ノロノロと歩き出し、公園で太極拳をしている人達を眺めて、トイレでシャワーを浴びるという生活をしていた。


駅に帰って行くアイドルって言うのも、ハタから見ればなかなか斬新で面白いけど、駅に住み着く先輩たちとの場所取り争いはあまり気持ちの良いものではない。


西門で、浮浪者の割りに良く太っていて、首から(腹減った)と書いた看板をぶら下げて満面の笑みを浮かべて立っている仲良しのデブに、いくらかの金を分けてやれるようになった頃、そろそろどこかの宿に泊まる事にした。







(旅の話、はじまりはじまり→沖縄1