そこにはショーンそっくりのパパが居て、パパの彼女のレナが居た。
レナは、
「お土産にショーンと、ダイゴのアロハ買って来た!
でも、ダイゴは日本人って聞いてたから、
小さいの買ってきちゃった…。
恨むならショーンの情報不足を恨んでね!!」
と言って、アロハをプレゼントしてくれた。
俺達はおそろいでサイズ違いのアロハを着てレンタカーを借り、パパ、レナと一緒にランカウイの島を廻った。
パパはパーティー・アニマルと言われるだけ有り、レナもその彼女と言うだけ有る。
ショーンもパーティー・アニマルの息子の名に恥じず、俺はソイツにブラザーと言われるだけの事は有り、数日間デタラメに遊びまくり、時折ミーや、その他の友人達が巻き添えをくらっていた。
そして俺とショーンのビザもそろそろ切れるので、パパ、レナと共に、タイに戻る事にした。
ランカウイで共に過ごしたミーと強くハグをし、俺はレナに貰った「ぴちぴちアロハ」を脱ぎ、友情の証にミーに手渡した。
いつも酔っ払いながらビーチで過ごし、夜はギターを弾き、たまに女の子とイチャつくという、ロックンロールスターのような暮らしをさせてくれたランカウイという島を離れ、海路でマレーシアに別れを告げた。
船に乗っている間、ミーやパパレゲエ、俺達が演奏していた、アイリッシュ・パブで働く、ハンツとデイル、そして片腕のママ、ランカウイに着いてからしばらく寝泊りしていた、ゲコ・ゲストハウスのロニー、クアラルンプールで共に生活をした、リサとヘレン、ウェラーズ・ゲストハウスのスリや、他にもたくさんの仲間たちを思い出す。
お別れというよりも、またすぐにでも会える様な感覚で、船に乗っていた。
あっという間にタイ、サトゥーンに近づく。
ネタ帳に挟んで隠し持っていたハッピーレタスを思い出し、慌てて投げ捨てるも、大した入国審査も無く、無事にタイへと戻って来た。

(ランカウイ、始まりの宿。ゲコ・ゲストハウス。)

(ミーの家の前で、ショーンと打ち合わせ。)

(そして12弦ギターのミー。)
(はじまり、はじまり→沖縄1
