チョップダイゴな日々 -24ページ目

チョップダイゴな日々

ダラダラ遊んだり、シャカリキ遊んだりの自己チューブログでやんす。
チョップスティックの話やら、ちょこっと旅に出てたトキの話もちょこちょこっと書いたりしておりもす。
ヨロシクでがんす。

ゲストハウスの部屋で、チャンビールを飲んで朝を迎えた俺とショーンは、ギターを担ぎ、二日酔いの頭とオカマちゃんの幻影を引きずりながら、近所に有る「チャオプラヤー川」に向かった。



川沿いの公園で、ギターケースに入れてあるジャグリングボールでお手玉をして遊んだりしつつ、同じように公園に集まって来るジャグラー達を眺めたり、遊びに来ている人達としゃべったりして過ごしていた。



そんな中、一人のタイ人のオッサンが、俺達のギターを眺めているのが見えた。


俺は、


「ギター弾きたいなら触っていいよ。」


と声をかけた。



するとオッサンは、


「いや、俺はギターは弾けない…、ただ…」


と言って、ポケットからハーモニカを取り出した。



なるほど。

そりゃ~当然一緒に弾きたくなる。



「オッケー!キーは何?」


俺はスローブルースを弾きはじめた。


当然ショーンもギターを取り出し、ショーンがリズムギター、俺はリード、オッサンはハーモニカと、思い思いに自己満足に浸っていき、いつの間にか寄って来た陽気な旅人達と共に、「今」を楽しんだ。


そのままオッサンと意気投合した俺は、女の子をナンパしに行ったショーンと別れ、オッサンとメシを食い、


「ウチに有る偉大なブルースマン達のDVDを見に来い!」


という誘いに乗り、チャオプラヤー川をバスの様に走る船に乗ってオッサンの家を目指した。



暑いタイで、この船上の風は本当に気持ちがいい。

相変わらず、チャンビールもうまいし。



船を降り、駐車場の様な広場に建てられたリングで試合をしている、タイの国技であるキックボクシング、「ムエタイ」を眺めた。

9歳か10歳位の子達も試合をしている。


すごく個人的な意見だけど、俺はスポーツの中では観客が要らないスポーツの方が好きだ。


シンクロナイズドスイミングや器械体操、フィギアスケートや高飛び込みなんかは絶対に「見る人」が必要な競技だけど、俺はあまり興味がない。


それよりも、本当は選手達だけで決着が着くような競技の方が俺にとっては魅力的だ。

サッカーやバスケットボール、テニスやF1とか。


なかでも格闘技はシンプルで良い。

運動神経の良い人達が、チームじゃなく個人で命を削りあう様は残酷で、リアルだ。


美しい。


ムエタイも終わり、「トゥクトゥク」というタイではメジャーなバイクみたいなタクシーに乗って、やかましくも軽~い音を撒き散らしながらオッサンの家へ向かう。


オッサンの、一人で住むには広すぎる家に着き、「メコン」という名のこれまたタイで一般的なウイスキーを飲みながら2人でDVD鑑賞会。

スピーカーなんかも凝っていてかなり楽しませて貰った。


ジョンリーフッカーやマディーウォーターズにハウリンウルフ。

クラプトンやBBキングまで。



最初は、「何だか合わねぇなぁ…」と思っていたメコンが進む進む。



タイでの色々な一コマに触れて、ブルースも目一杯楽しめて、ほど良く酔っ払った俺は、そのままオッサン宅に泊めてもらった。






(はじまりはじまり→沖縄1。