チョップダイゴな日々 -21ページ目

チョップダイゴな日々

ダラダラ遊んだり、シャカリキ遊んだりの自己チューブログでやんす。
チョップスティックの話やら、ちょこっと旅に出てたトキの話もちょこちょこっと書いたりしておりもす。
ヨロシクでがんす。


俺たちはパタヤビーチで、泳いだり、ギターやジャンベ、ジャグリングにビーチフラッグと、暗くなるまで楽しんだ。



日が沈んできた頃、ビーチ近くで部屋を借り、ギター等の荷物を置いた俺は、昨日女の子に連れて行ってもらって一緒に遊んだ、「ウォーキングストリート」にショーンを連れて行くことにし、近くに止まっていたバイクタクシーにまたがった。



ウォーキングストリートは、カオサンロードとは違ったにぎわい方の雰囲気だ。


簡単に言うと、歓楽街というか、なんとなくいかがわしい感じ。



オープンバーみたいなところでリングが有って「八百長ムエタイ」をやっていたり、それを眺めていると、やたら声をかけて来るオカマちゃんたちが居たり、そんなオカマちゃんたちを適当にあしらいながら、少し目を離して上を見上げてみるとと、ミラーボールに反射してピンクの光がうるさいガラス張りの部屋で、3本位並んだポールに捕まって、女の子達が腰をくねらせていたりする。


そんな中で、欧米から来たであろう旅行者と軽く雑談を交わしてみたりし、八百長ムエタイをしていたリングに目を戻すと、今度は本物の大蛇とオッサンが戦っていたりもする。



喧騒を楽しみながら少し歩くと、ロデオマシーンに半ケツでまたがって楽しんでいる白人女性を中心に盛り上がっている人達がいた。

しばらく眺めて、それを横目に通り過ぎ、相変わらずのオカマちゃん達のねっとりとした視線を感じながら歩いて行くと、とある店からドア越しにベースとバスドラの重低音が響いてきた。



「ちょっと覗いて見よう!」



俺達はその店の奥にあるプールテーブルの横に座り、生バンドが演奏するスウィングジャズを聴きながら酒を飲み始めた。


ゴキゲンなスウィングジャズをバックに、ジントニックをのみながらビリヤードを楽しむことにする。


勝負はいつものエイトボール。


ルールを単純に言えば、小さい数字(1~7)か大きい数字(9~15)をどっちか選んで、選んだ方の玉を全部落としてから、8番を落とした者の勝ちとなる。


相変わらずのオカマちゃん達や、休暇を楽しんでいる外人と話をしたり、ショーンと俺とで、冗談を言い合ったりしながらゲームを進める。



いつもの戦績は、ショーンの方が強くて、俺は8番に辿り着くまでに負ける事もザラにある。



でも、今日の俺は調子がいい。



調子の悪さを呪っているショーンが、気分転換と勝利の女神欲しさに、2人組みの女の子をナンパした。



みんなでほろ酔いになって、いつの間にか2チームに分かれたゲームが始まり、酒の勢いもあってビリヤードはどんどん白熱してくる。



幸せってヤツは、

「アノ頃は良かった」

とか、

「いい時代だった」

みたいに、アトで気付くコトが多いけれど、生音でいい音楽が聞けて、プールテーブルが有って、 好きなヤツと飲みたい酒を飲めて、そこに元気でかわいい女の子が居て、廻りの人達を見渡しても、忙しぶってる人や、不幸ぶってる人も居なくて、大声で笑う人もソレが似合う人で、

「あー、俺は今、幸せなんだなぁ」

と思いながら、狙い通りに8番ボールをポケットに沈めた。




俺はガッツポーズをして女の子とハイタッチをし、勝気なショーンチームの女の子が、「もう一回よ!」と言ってショーンの肩を叩いた。


ショーンは「当然だ!」と言って、一気にグラスの酒を飲み干した。













(はじまり、はじまり→沖縄1