文部科学大臣賞受賞の小学校から感じた「共同体感覚」 | 自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

アドラー心理学を実践して、これからの人生をよりよく生きていくために、「自分おこし」をしています。
「自分おこし」は、やがて周りの人たちをも「おこし」ていきます! 
これが「人おこし」 です!

 

 

 

こんにちは!
人おこしカウンセラー&セミナー講師の
「わだっち」こと、和田 博正です!



PTA活動が多い2学期。

 

 

 

 

 

 

この時期は、「優良校視察」という
学校見学があります。



この「優良校」とは、
毎年この時期に文部科学省が
「PTA活動に優秀な実績を上げているPTA」
に対して、表彰するものです。



例年、前年度表彰を受けた県内の学校から
1校を選び、PTA活動の実績について
視察するのです。



ちなみに、私がPTA副会長だった昨年は、
2016年度(平成28年度)に文部科学大臣から
表彰を受けた愛知県豊橋市の小学校へ
行きました。

 

 

 

 

 

 

 

今年は、PTA会長として
2017年度(平成29年度)に文部科学大臣賞を受賞した
愛知県高浜市の小学校へ行ってきました。



この学校は、開校してまだ17年ほどしか経っていない
新設校ですが、いわゆる「おやじの会」が盛んで
PTAと協力して年に5回くらいの
行事を実施していました。



もちろん、参加は強制ではなく
有志になりますが、
たくさんの子どもたちが参加して
楽しんでいる様子を紹介頂きました。



昨年行った豊橋の小学校は
開校143年の歴史溢れる学校でした。
従って、この学校を卒業した
おじいちゃん・おばあちゃん、
お父さん・お母さん、
そして子どもたちと
何世代もが支えあうPTAでしたが、
今年は、親世代に卒業生がいない
学校です。



これほどまでに、歴史が違う学校の
PTA活動でしたが、共通しているものを
私は発見しました。



それは、なんだと思いますか?







それは、先生と生徒だけの学校ではなく
お父さん・お母さんを合わせただけでもなく、
卒業した子どもたち、その親たちも
関わり続けているということ。



学校は卒業すれば
行く必要がなくなりますが、
それでも、支え合い、育み合い、
共存しているということ。



これは、まさに
共同体感覚」じゃないかと
私は感じました。



そして、もう1つ
この学校から感じたことは、
大変グローバルだということ。

 

 

 

 

 

 

クラスに、外国の子どもたちが
4人~5人くらいいました。



しかも、まだあまり日本語が
話せない子どもたちもいて、
学校の中に日本語教室が
設置されているのです。



そこには、全体の1割くらいの
子どもたちが、週に何時間か
日本語だけを勉強に利用しているそうです。



これも、この地域の特色かな、と
思いますが、どこの国の子どもも
同じ学校で一緒に学んでいる姿からも
共同体感覚」を見ることが出来ました。





何かと、不要論を叫ばれる
「PTA」ですが、
私は役員になってみて
せっかく作ったんだから
色々と活用してみたら
いいんじゃない、って思っています。



PTA ⇒ Parent‐Teacher Association



しかし、最近では
こう呼ばれることもあるそうです。



PTCA ⇒ Parent‐Teacher Community Association



まさしく、「地域(Community)」が
合わさることで、
私が視察に行った2校は
優良校として表彰される学校に
なったんじゃないかと思います。



あなたの近くの学校を
少し違った角度から
覗いてみてはいかがですか?



子どもたちに未来があるように
学校がこれからの未来を
作ってくれる場所になると良いですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

■募集中セミナーのご案内■

◆個人相談・ライフスタイル診断
詳細はこちらへ!

◆アドラー心理学 体験セミナー
詳細はこちらへ!

◆自分おこしセミナー(ELM)
詳細はこちらへ!

◆人おこしセミナー(SMILE)
詳細はこちらへ!