「PEP TALK」って、アドラーの「勇気づけ」にそっくり! | 自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

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アドラー心理学を実践して、これからの人生をよりよく生きていくために、「自分おこし」をしています。
「自分おこし」は、やがて周りの人たちをも「おこし」ていきます! 
これが「人おこし」 です!

 

 

 

こんにちは!
人おこしカウンセラー&セミナー講師の
「わだっち」こと、和田 博正です!



PEP TALK(ペップトーク)って
ご存知ですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、PTAの研究大会なるものがあって
参加してきました。



内容は、各小中学校の
PTA活動自慢みたいなものです。



幹事校となった学校のPTA役員さんは
このような場で、発表するために
約1年くらい前から準備をして
プレゼンに臨むのです。



学校でいえば、
学習発表会みたいなものです。



そう、簡単に言えば
「大人の学習発表会」と言えば
分かりやすいかもしれませんね。





正直言って、
その発表会は準備など
とても大変だと思うのですが、
「あ~、そうなんだ~!」
くらいにしか感じないのです。



なぜなら、学校の規模や
学校の成り立ち、
そこに住む家族世代など、
様々なため、私の中学校と
活動自体がまったく違い
あまり参考に出来ることは
ないと思います。



だから、
「そんな学校もあるんだ~」
くらいにしか感じられないのです。



何年かに1度は、
研究発表の役が回ってくるので、
そこだけがクローズアップされて
PTA役員になりたがらないのかも
しれません。





しかし、この研究大会は
発表の場だけではなく、
記念講演なる
PTA組織外からの講師を招いて
講演して頂くのです。



今年の講演は
「子どもの夢を支える『魔法の言葉』」
という演題で、
岩崎 由純さんが講演されました。



最初に質問した「PEP TALK」が
この「魔法の言葉」なんです。



じゃあ、その言葉って何?
と思いますよね。



それって、特別な言葉じゃないんです。



「PEP」とは、
日本語にすると
「活力」とか「元気」「気力」などと
訳されます。



動詞として使うと
「元気づける」
「激励する」
などと訳されるそうです。



「TALK」は言葉



「元気づける言葉」
「激励する言葉」



これが、「PEP TALK」なんですが、
みなさん、誰かを
「元気づけ」たり
「激励」したり
してますか?



そんなの普段からしてるよ~!
って、言われる方も多いかもしれません。



が、その言葉
本当に聞いた相手が
「元気づけられている」と
感じているか?
考えたことありますか?



これが、なかなか難しいのです。



「叱咤激励」という言葉がありますが、
「激励」は、さっきもお話ししましたが、
「叱咤」の方がやっかいですね。



「叱咤」とは、
「大声で励ます、大声で叱る」とあります。



そう、激励する前に叱られるんです。

 

 

 

 

 

 

「お前何やってんだよ!
もっとしっかりやれよ!」



「何ミスしてんだよ!
ミスしないように気を付けろよ!」



「叱咤激励」ってこんな感じでしょうか?



この言葉をかけられて
「よし、次は頑張ろう!」と
励まされたと感じる人も
いるでしょう。



しかし、
「俺はミスしてしまった!」
「今度はミスしないように気を付けよう!」
と、「ミス」を脳に印象付けてしまう
かもしれませんね。



これでは、今ある力を
最大限発揮できないかもしれません。



ミスしないように委縮させるのではなく、
今ある力を最大限発揮できればうまくいく、
と印象付けられれば、
その結果をイメージでき、結果もうまくいく!



そんな考え方に基づいて
行う言葉がけが、
「PEP TALK」なんですって!



この講演会の中でも紹介されましたが、
卒園式で幼稚園年長さんが跳び箱10段に
挑戦しているシーンで、
同じ年長さんたちが、彼にかけた言葉が
まさに「PEP TALK」だったというのです。

 

 

 

 

 

 

 

こんな言葉がけは、
アドラー心理学では
「勇気づけ」って言います。



動画にあった子どもが
自分の内側から、
「絶対成功させたい!」という気持ちを
たくさんの仲間から「できる、できる、できる」という
言葉によって奮い立たせて成功に導いたわけです。



とかく、
「ああやった方が良い」
「こうやった方が良い」
などと、助言を行いがちですが、
そんな言葉より、
相手を信じること、
そのことを伝えることで、
力を発揮できるんですね!



これから、高校受験を控えた中3生をお持ちの
パパさん、ママさん。



「勇気づけ」られる
「PEP TALK」をかけてあげましょうね!



決して、
「勇気をくじく」
「PEP(プッペ) TALK」はしないでください!
と、講演者の岩崎さんがおっしゃってました。



「PEP(ペップ)」 ⇔ 「PEP(プッペ)」



※反対になってね~じゃん! (笑)





最後までお読みいただき
ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

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