【おすすめ】子育てにお悩みのお母さん、お父さん必見ですよ! | 自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

アドラー心理学を実践して、これからの人生をよりよく生きていくために、「自分おこし」をしています。
「自分おこし」は、やがて周りの人たちをも「おこし」ていきます! 
これが「人おこし」 です!

最近、私が拝読いたしました

親と子のアドラー心理学」(著者:岩井俊憲)

親と子のアドラー心理学-1

親と子のアドラー心理学-2

を、ご紹介させて頂きますね!

======================================

子育てに悩むお母さん、お父さんは
多いと思いますが、
何に1番悩んでいるでしょうか?

「子どもがいうことをきかない」
「子どもが宿題をしない」
「子どもが早く寝ない」
「子どもが朝起きない」
「こどもが・・・・・」
などなど、でしょうか?

この他にも、まだまだあるかもしれませんが、
この悩みは、本当にお母さん、お父さんが
悩まなければいけないことでしょうか?

「親と子のアドラー心理学」(著者:岩井俊憲)では
この本の帯で『「~しなさい」はもう必要ない』と
書かれています。

「子どもが~ない」には、
親が思う「出来ている」ことに
子どもが「到達していない」ことへの
いらだちやがっかり感を
含んでいると思います。

しかし、この「出来ている」は
子どもに「到達してほしい」目標であり、
親の主観的な想いがかなり強いと思います。

そう、「出来る」ようになるためには
親からの「やりなさい」という言葉や
親のお手本ばかりで「出来る」ようにするのではなく、
子ども自身が「出来るようにするためには」を
身につけることだと、著者は説明しています。

このことを、著者は
「親が~すると、子どもは何を学ぶか?」
という文章を何度か紹介しています。

親が子どもに託す大きな目標は「自立」であり、
その「自立」のために、子どもがさまざまな
「困難」を克服するための力を与えることが
親の務めであると説明しています。

従って、「困難」を取り除いたり、和らげて
子どもに与えるのではなく、「困難」を
乗り越えられるよう、見守ってあげることが
「子育て」だと強く強調されています。

本文中に、こんなことも書かれています。

「親は、子育てをするとき、子供の関心に関心を
持たずに自分に関心を持つと、子どものやることなすことが
迷惑な行動に見えてしまいます。」

「大切なのは、初めから批判的に観察せず、
子どもの心に寄り添って観察することです。」

つまり、親の価値観で子どもの進むべき道を
決めるのではなく、子どもが子ども自身で
進むべき道を見つける手助けをすることこそが
「子育て」ではないかと思います。

子どもの「価値観」は親の影響を大きく受けます。
そのため、親は次の5つのことに注意しなければ
いけないと説明しています。

(1)決めつけ
(2)誇張
(3)見落とし
(4)過度の一般化
(5)誤った価値観

親の「主観的」な考えは、必ずしも正しいとは
言えない場合もありますし、客観的に見た場合に
偏った考えである場合もあります。

ご自身の今の考えに囚われず、柔軟な考え方を
持つことで、より良い「親子関係」を築けると
私は強く思います。

最後に、著者はご自身の子育てを「成功」として
紹介しているわけではなく、失敗も数多く重ね
悩みもたくさんあったことも触れています。

「失敗しない子育て」「悩みのない子育て」なんて、
私もないと思います。
「失敗」や「悩み」をなくすのではなく、
それらをどう活かすか、が大切だと感じました。

もしかしたら、
「子どもが~すると、親は何を学ぶか?」
私たち親も子どもと一緒に学び続けるのかもしれませんね!

======================================

欲しいという方は、こちらからご購入下さいね!


親と子のアドラー心理学 [ 岩井俊憲 ]
¥1,404
楽天