プロの世界は厳しすぎる! | 自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

アドラー心理学を実践して、これからの人生をよりよく生きていくために、「自分おこし」をしています。
「自分おこし」は、やがて周りの人たちをも「おこし」ていきます! 
これが「人おこし」 です!

昨日の天皇杯準決勝で、J2の京都パープルサンガに敗れた横浜Fマリノスですが、
その監督である木村和司監督が、電撃解任されることになったそうです。 Ӥä

試合前から、「京都に負けたら解任」と告げられたとのことですが、
それにしても、昨日の試合の内容は非常に良いものだったと思います。
しかし、結果がすべてのプロスポーツ界に「内容が良かった」では
いけないのでしょうね! 

横浜は、日産自動車サッカー部からJリーグ発足当初は読売サッカークラブ(現在の東京ベルディ)と
常に優勝争いをする名門クラブでしたが、1996年~2002年までは低迷する時期も!
2003年から2005年までは、岡田監督により常勝チームとして復活しましたが、
2006年以降は、監督の交代が1年毎もしくはシーズン途中で交代するなど
一貫したチーム創りがが出来ていないように思われます。

そこで、2010年から監督に就任した木村和司氏が監督に就任しました。
木村和司氏は選手時代、Jリーグの前身日本サッカーリーグで日産の生え抜き選手で、
当時は読売と常に優勝争いをする名門クラブのMFとして活躍しました。
右サイドウィング(現在では、ボランチと呼ばれるポジション)として、
右サイドからの切れのあるセンタリング(現在ではクロスボール)を蹴り出し、
FWに合わせ得点するアシストのスペシャリストでした。
正確なセンタリングを蹴られることから、フリーキックの名手でもありました。
※現在の中村俊輔選手のような選手でした。

プロの世界で戦う以上、負ければ(結果を出せなければ)クビになってしまうのは
仕方が無いことかもしおれませんが、木村采配で2010年は8位に甘んじ、
自ら「2011年シーズンで3位以内に入らなければ辞任する」と自身の進退をかけて
望んだ今シーズン、Jリーグ優勝は逃したものの、柏・名古屋に次ぐ3位となり
公約を果たしました。

就任2年目で、有限実行で結果を残した木村和司監督を昨日の試合の結果だけで
解任させてしまうのは、今後の横浜にとってどうなのでしょうか?
少し、がっかりしたニュースでした! ܤ